「ギャンブルレーサー」の版間の差分

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競輪の世界を、[[競輪選手]]である'''関優勝'''(せき まさかつ)を主人公に描く人情ドラマ。
 
連載開始当初は、関優勝の私生活([[ギャンブル]]漬け)を面白おかしく描いた構成で、競輪選手であることの比重半ば"オマケ"のちほどまに高くなかった。事実当初はリアルなレース展開は余りのアヤや作戦を重視した内容ではなく、時に関が全員を落車させたり、走路審判員が打鐘しながら唾を吐くようなナンセンス漫画的なシーンも描かれた。だが、後に10巻あたりから、段々と競輪のレース展開に比重を置いていくようになりやがては実際の車券作戦の参考にもなるような競輪の入門書的な構成と要素が強くなった。1巻から通して読そのたば分かるとおり、後年は台詞の文量が圧倒的に増えている。関優勝だけでは話に限界があるため、売二などの弟子が登場するようになり、元[[阪神甲子園球場|甲子園]]球児でドラフトを拒否して競輪選手になった息子の優一の活躍に比重が置かれるようになった。
 
時に大げさに「このレース売り上げゼロ」「本日入場者ナシ」などと競輪の存続の危機状態が描かれることがあり、特に[[2004年]]以降の連載においてその傾向が顕著になった。[[2005年]]の[[KEIRINグランプリ]]をもって一度連載を終了した。