「ギャンブルレーサー」の版間の差分

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=== 関の家族 ===
; 関 優勝(せき まさかつ)
: 主人公の競輪選手。37期・日本競輪選手会東京支部・西武園クラブ所属という設定。作中を見る限り師匠はいない<ref>大概の選手は師匠がいるが、実際に師匠がいない選手も存在する。</ref>。[[ギャンブル]]をこよなく愛し、暇さえあれば[[麻雀]]、[[パチンコ]]、[[競]]、特に[[競]]などに繰り出して大金をスってしまい、妻との諍いが絶えない。
: 実家は[[豪農]]の出で財産もかなりあったが、ロクデナシの父が競輪で財産のほとんどを食いつぶし、母も小学生のときに喪ったため、父が心臓発作で他界した時に残されていた財産は愛車の[[トヨタ・クラウン|クラウン]]だけという有様だった。その為、競輪選手になって金を取り戻そうと決意し、中学卒業後、一浪して[[日本競輪学校|競輪学校]]に入学<ref>当時、競輪学校の受験資格は中卒以上。現在は高卒以上またはそれと同等の学力を有する者([[大学入学資格検定|大検]]・[[高等学校卒業程度認定試験|高認]]合格者)に限られている。</ref>し、競輪選手となる。過去に9回も特別競輪の決勝戦に進出するなど選手としての能力も一流だが、[[競輪の競走格付け#GI (G1)|特別]]タイトルは獲れなかった<ref>[[高松宮記念杯競輪|高松宮杯競輪]]決勝で[[中野浩一]]を抑えて1着入線するも、内線突破により失格した。ちなみにこれが中野浩一の引退レースでもあり、漫画の中で中野は[[グランドスラム]]を達成した(ちなみに現実での優勝者は[[滝澤正光]])。</ref><ref>実在の37期選手も誰一人特別競輪(GI)タイトルは獲れていない。36期には[[菅田順和]]や[[松村信定]]、38期には[[山口健治]]などといったタイトルホルダーが存在する。</ref><ref>同期の実在選手には[[竹内久人]](岐阜、[[2007年]]引退)がいる。竹内久人は作中では殆ど登場しない、出番としては、関の[[日本競輪学校|競輪学校]]生徒時代の回想で、別の同期から「関ってヤツはよくメシを食うやつだな…」と耳打ちされる姿たり、関が同乗のレース登場しまくっ勝ったとき「おまえがまくるとはな」と声をかけたくらである。</ref>。
: 計算高く、関軍団が呆れるなかで色々な企みをするが、うまくいかないことが多い。「怠けるために努力する男」というコピーが表紙を飾ったこともあった。現役選手だが、年齢を重ねて脚力が衰え、稼ぎも昔ほどでなくなったため、終いには政治家への転身等の安直な逃げ道を夢見て零落の日々を送るようになる。田中誠の『プロの生活』によると、A級3班に落ちたとのこと。
: [[東京都]][[東大和市]]に居を構える。ホームバンクは[[西武園競輪場]]で、西武園競輪場では実際に「関優勝牌」なる競走(後述)が行われている。
; 関 鐘子(せき かねこ、初期には実父から「[[打鐘|じゃん]]こ」と呼ばれたことも)
: 優勝の妻。旧姓井上。夫とは正反対の常識人。父・利明の借金のカタに、大学時代から付きまとわれていた関と泣く泣く結婚させられる。ロクデナシの夫とは口喧嘩が絶えず夫婦仲は悪く、一度は離婚を決意したこともある。関軍団の面々からは夫がいじめ続ける弟子達を暖かく支えてきた女傑として慕われている。専業主婦で二児の母で、普通の専業主婦
; 関 優一(せき ゆういち)
: 優勝の長男。「'''優'''勝戦'''一'''着」から取った。通称・優坊。顔は母親似か。