「ランス・アームストロング」の版間の差分

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* サドルはサンマルコ社の定番モデルであるコンコール・ライトを愛用している。アームストロングが使用するのは特に、サドル上面に刺繍のないモデルであり、年々登場する新モデルを使用することはなかった。
* ハンドル・バーのクランプ径は近年登場した31.8mmのオーバーサイズではなく、旧来の26.0mmのものを、タイヤはユッチンソンの廃盤モデルであるOROを使い続けていた。
* ディスカバリーチャンネル所属時にチームが使用していたコンポーネントは、シマノの[[シマノ・デュラエース|デュラエース]]。シマノはランスが[[トライアスロン]]選手時代から機材を供給しており、シマノ製品で[[ツール・ド・フランス]]を制したのは、ランスが初めてだった(ランスが引退した後、残った選手の多数とブリュイネール監督が合流した[[アスタナ・チーム|アスタナ]]は、引き続き[[トレック・バイシクル|トレック]]社のバイクを使用しているが、コンポーネントは[[SRAM (自転車メーカー)|SRAM]]に切り替えた)。ただアスタナから離れレディオシャックとなった後もシマノには戻さずSRAMのままである。
* 山岳ステージでは、[[変速機 (自転車)#デュアルコントロールレバー|STIレバー]]の左側をブレーキレバーに交換し、フロントディレイラーの変速には、ダウンチューブに装着した伝統的なシフター([[変速機 (自転車)#ダブルレバー|Wレバー]])を使って変速していた。こうしたセッティングは主に軽量化が目的とされ、ランス以外の選手でも行うケースがあったが、機材の最低重量がUCI規定で決まっており(6.8kg)、当時は既にSTIレバーを両方装着しても、最低重量に近い自転車を準備出来た。このような状況では、理論上は何のメリットも無い([[今中大介]]はこれについて、“重量上のメリットよりも一種の験担ぎではないか”と著書で述べている)。
* 上記に関連するが、[[トレック・バイシクル|トレック]]が、ランスの現役時には、Wレバーに対応した最上級モデルのバイクを出荷していたが、2007年からは対応しなくなっており、影響の大きさをうかがい知る事が出来る。