「りびんぐゲーム」の版間の差分

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:雷蔵の住む最初のアパートの大家。話の分かる女性だが、男女間のことは厳しい。相撲にもうるさく、雷蔵と万夫の相撲対決時には雷蔵が[[八百長]]をしたことを見抜き、それを指摘した。28歳時にはOLをしており、10歳年下の貧乏学生だった兼森万夫とは恋仲だったが、年齢差を理由に一緒になることを諦めた過去がある。旧姓は不明。いずみが16歳になったら雷蔵と結婚させてそのための新居を用意していた(しかし2人の仲は進展しておらず、その話は流れてしまう)。
;堀井(ほりい)
:いずみが最初に入居したアパートの隣室の住人。多額の借金を抱えて逃げ回っているものの、うまくピンチをかいくぐるしたたかな性格
;玉井健吾(たまい けんご)
:堀井の借金を取り立てに来たヤクザ。パンチパーマが特徴。無関係のいずみたちには親切で、いずみにいい人だと誤解されていたが、堀井を捕まえた途端にヤクザの本性を顕わにして堀井の身包みを全て奪い取り、非難するいずみに「嬢ちゃんでも取り立てる時は同じ目に会わせる」と言い放ち、世間知らずのいずみに最初のカウンターパンチを喰らわせた。
;仁藤萌子(にとう もえこ)
:ナミフクの社長の同級生。美人で若く見える(雷蔵のひとまわり以上年上であることがお見合いのエピソードで語られている)。お金持ちで持ちマンションの6LDKに住んでいる。爬虫類好きで自宅で大量の蛇を飼っていることが影響し、結婚相手に恵まれなかった。ナミフクの社長に見合い相手の紹介の話が回ってきた。若い男を希望ということで社長は雷蔵を紹介するはずだったが、一石が一目惚れしてしまい、雷蔵を騙って交際を開始してしまう。その後逢瀬を重ね、一石と結婚
;倉本陶子(くらもと とうこ)
:雷蔵のアパートの階下に兄と同居している。芸術家の一家で、[[チェロ]]奏者であるが満足いく演奏が出来ていない。近所でチェロ教室を開いている。雷蔵に好意を持ち、同棲している雷蔵といずみのことが気になり、2人の関係が進まないか気を揉んで妨害する。雷蔵自らからいずみへの気持ちを聞き彼を諦め、チェロを用いてまでいずみに執心する大志を芸術家の性分から諌める。
;倉本大志(くらもと たいし)
:昭和42年生まれ。千葉県出身。チェロ奏者。酒に酔うと口説き魔になり同棲を持ちかける。物事を悪く考えてしまうことが多く、チェロの腕は悪くないものの精神状態が演奏を左右する。いずみが自分に必要だと考え、妹の妨害工作に協力する。その後も彼女を諦めきれず、チェロを用いての「実験」でいずみを強引に手に入れようとするも、陶子に止められてしまい、彼女を諦める。
;杉田ひとし(すぎた ひとし)
:設計士。建築会社が自分の設計した通りに建設しないことに苛立つ。建築に関して信念を持ち、生きる幸せを住まいで実現することを真剣に考えている。しかし設計と違う現場では勝手に入り込んで作業していくので、業者には煙たがられている。また、強い信念は時として施主とも対立してしまうこともあった。ナミフクの入居先だったビルは杉田の初めての設計だった。雷蔵の杉田との出会いは雷蔵の人生に大きく影響を与えることになる。