「ハリマンディル・サーヒブ」の版間の差分

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[[1574年]]、シク教4代グル(指導者)の[[グル・ラーム・ダース]]のときに建築が開始された。完成したのは[[1604年]]で、そのときにはグルは次の代、5代目の[[グル・アルジュン・デーヴ]]になっていた。現在は11代グルに代わる「永遠のグル」として[[聖典]]『[[グル・グラント・サーヒブ]]』が納められている。
 
ハリマンディル・サーヒブは、周囲を人工の[[池]]で囲まれているのが特徴である。この池の水は[[聖水]]として丁重に扱われる。さらに池の四方は純白の建築で囲まれており、そのなかには[[時計塔]]、[[博物館]]、休憩所、[[宿坊]]、無料の[[食事]](ランガル。[[カ<ref>ルスト]]制を否定する意味で皆で席を並べて食べる、一種の宗教食)振舞われる[[食堂]]などもある。これらの建築は[[北インド]]系の[[ヒンドゥー]]様式と[[イスラーム建築]]を融合・昇華させ(映画『聖者となっており、[[ヒンドゥー教]]・[[イスラーム教]]双方食卓』HPから影響を受けたシク教成立の経緯を示すようで興味深い<br/>
* 寺院に入る前は、手を洗い、靴を預け、足を清める
* 宗教、階級はもちろん、女性、男性、子どもがすべて一緒に座る
* ターバンまたは、タオルを着用(レンタル有)
* 残さず全部食べること、お代わりは自由
* 使った食器は指定の場所へ戻す
* 酒、たばこ、革製品の持ち込みは禁止<br/>
* 一度の食事を5,000人でとるので、譲りあいを忘れない</ref> [[カースト]]制を否定する意味で皆で席を並べて食べる<ref>"シク教は「人間が子宮の中にいるうちは、カーストなどありはしない」と教える""地位や性別、年齢に関係なく、ともに料理をし、同じ床に座って食べ、後片付けをする。誰もが公平に働き、おなかを満たし、幸せな気分になる。それ自体が「聖なること」なのだ"(「中日春秋」[[中日新聞]][[2014年]]10月18日) 。</ref>、一種の宗教食)が振舞われる[[食堂]]などもある。これらの建築は[[北インド]]系の[[ヒンドゥー]]様式と[[イスラーム建築]]を融合・昇華させたものとなっており、[[ヒンドゥー教]]・[[イスラーム教]]双方から影響を受けたシク教成立の経緯を示すようで興味深い。
 
また、ここにはシク教の最高機関である「シク議会」(シク教寺院運営委員会 [[:en:Shiromani Gurdwara Prabandhak Committee]]、SGPC)が置かれている。
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*[[アムリトサル]]
*[[ダンブッラの黄金寺院]] - [[スリランカ]]の[[世界遺産]]。インド圏における他の「黄金寺院」の例
*[[開高健]]
 
== 脚注 ==
<references/>
 
==外部リンク==
* [http://www.sikhnet.com/GoldenTemple Sikhnet.com]
* [http://www.sgpc.net/golden-temple/index.asp Sgpc.net]
* [http://www.uplink.co.jp/seijya/]映画『聖者たちの食卓』
 
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