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== 国民 ==
[[File:Bahrain population pyramid 2012.jpg|thumb|250px|バーレーンの世代別人口分布]]
 
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|title=国籍
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{{bar percent|バーレーン国籍|red|46}}
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2010年の調査によると、バーレーン国籍は46%(568,39人)に過ぎず、半数以上の54%(666,172人)を外国人労働者が占めている。外国人労働者の中で最大の勢力はインド人で290,000人を数える。
 
住民は[[アラブ人]]が7割ほどを占めている(バーレーン人が63%、その他のアラブ人が10%)。その他に[[イラン人]]が8%、アジア人([[印僑]]など)が19%などとなっている。シーア派多数の人口構成を変えるために、[[パキスタン]]等他のスンナ派イスラーム諸国からの移民を受け入れ、国籍を与えていると言われている。
 
=== 言語 ===
言語は公用語が[[アラビア語]]で、日常的[[アラビアバーレーン方言|バーレーン方言]]が話される。他に[[ペルシア語]]、[[ウルドゥー語]]、[[ヒンズー語]]などが使われる。[[英語]]も広く使われている。
 
=== 宗教 ===
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宗教は、[[イスラーム]]が81.2%で、[[シーア派]]が75%、[[スンナ派]]が25%である。残りは[[キリスト教]]が9%で、その他は9.8%である。少数派であるスンナ派は政治やビジネスなどの面で優遇されて支配層を形成しているのに対して、多数派であるシーア派は貧困層が多く、公務員や警察には登用されないなど差別的な待遇に不満を感じているとされる。こうした不満が、[[2011年バーレーン騒乱]]に繋がったと見る向きもある。
|title=イスラム教の宗派
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{{bar percent|シーア派|yellow|75}}
{{bar percent|スンニ派|green|25}}
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宗教は、バーレーン国籍保持者に限ると、[[イスラーム]]が8199.28%で、に達し国教となっている。そのうち[[シーア派]]が75%、[[スンナ派]]が25%であとなっている。外国籍を含むと、[[イスラーム]]が70.2%にまで下がり、残りは[[キリスト教]]が914%その他は9.8[[ヒンズー教]]が10%などとなっている。近年はインドなどからの労働者の増加により、非イスラム教の割合が増加傾向にある。少数派であるスンナ派は政治やビジネスなどの面で優遇されて支配層を形成しているのに対して、多数派であるシーア派は貧困層が多く、公務員や警察には登用されないなど差別的な待遇に不満を感じているとされる。こうした不満が、[[2011年バーレーン騒乱]]に繋がったと見る向きもある。
 
==== 宗教的規制 ====