「北海道警裏金事件」の版間の差分

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'''北海道警裏金事件'''(ほっかいどうけいうらがねじけん)とは、[[2003年]]11月に[[北海道警察]][[旭川中央警察署]]が[[裏金|不正経理]]を行っていたことが、[[北海道新聞]]の[[調査報道]]で発覚し、後に各部署、各課、各[[警察署]]([[厚別警察署]]、[[手稲警察署]]を除く)でも同様な事が発覚し関係幹部が大量処分された[[事件]]である。この事件を発端に立て続けに各地の[[警察本部]]でも同様なことが判明し、幹部らが[[懲戒処分]]を受けている。
 
== 事件の内容 ==
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== 道議会の対応 ==
[[北海道議会]]においては[[民主党 (日本 1998-)|民主党]]や[[日本共産党|共産党]]は道警不正問題に関する[[百条委員会]]の設置を6回も提案しているが、その提案は[[自由民主党 (日本)|自民党]]、[[公明党]]、フロンティア3会派の「これ以上の解明は不可能」とする反対で全て否決された。フロンティアは権限の弱い98条委員会の設置を提案したが、これも否決されている。
 
民主党は「芦刈道警本部長の辞職を求める決議」も提案したが、これも否決された。
 
== 事件後の動き ==
[[2005年]]1月には[[民主党 (日本 1998-)|民主党]]の[[代議士]]の03年[[2003年北海道知事選挙|道知事選]]次点の[[鉢呂吉雄]]及び(鉢呂と90年衆院初当選同期で同じ[[新政局懇談会|横路グループ]]幹部)[[旭川弁護士会]]会長経験者[[佐々木秀典]]が元道警幹部や現職を幹部7人を「業務上[[横領]]」で[[告訴・告発|刑事告発]]をしたが不起訴になり、2006年に[[検察審査会]]で起訴相当との結論が出された。
 
2005年4月、[[北見方面本部]]の[[警備部]]警備課で元課長が偽造領収書を[[会計検査院]]に提出したとして、有印私文書偽造・同行使と偽計業務妨害容疑で[[書類送検]]された。
 
2007年8月、981998年から991999年にかけて本部[[刑事部]]捜査第二課での捜査費、捜査報償費の不正使用に関して[[警察庁]]は当時の課長だった[[警視正]]を長官訓戒処分とした。
 
== 脚注 ==