「東京音頭」の版間の差分

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[[日本プロ野球|プロ野球]]チーム・[[東京ヤクルトスワローズ]]の応援歌となっている。1954年、後にスワローズ私設応援団(ツバメ軍団)団長になる[[岡田正泰]]が、巨人側の観客席は大勢のファンで盛り上がっているのに、自分たちが座った国鉄スワローズ側はガラガラ。そんな様子を見て1人最前列に下りていき歌唱応援を始めたのが最初である<ref>[http://www.asahi.com/shopping/tabibito/TKY201209270292.html 日本中が沸いた「東京音頭」、「焦土の都」を踊らせてみたい 東京・日比谷公園 朝日新聞デジタル 2012年9月28日]</ref>。現在は、得点の入った時および本拠地[[明治神宮野球場|神宮球場]]で7回裏の攻撃前([[ラッキーセブン]])に、拡げた[[傘|ビニール傘]](青や緑が多い)を振って歌っている。これも[[1978年]](当時:ヤクルトスワローズ)の優勝の前後に、当時のスワローズ私設応援団長であった岡田正泰の発案によって始まったものである(なお、戦前の歌詞には[[ツバメ|燕]]が歌いこんであった)。
 
長らく前奏部分と間奏部分にあわせて「くたばれ[[読売ジャイアンツ|読売]]」と合唱されてきた。東京音頭の権利関係者からのクレームも含めて毎年かなりの数の問合せがあったが、歌詞カードに載せていないことを理由に応援団のツバメ軍団は回答をしてこなかったが、2008年シーズンよりツバメ軍団は自粛し<ref>[http://blog.livedoor.jp/tsubame_okada/archives/50625961.html シーズン開幕に向けて2 2008年3月4日]</ref>、「東京ヤクルト」への差し替えを呼びかけた<ref>[http://blog.livedoor.jp/tsubame_okada/archives/50929688.html 東京音頭の前奏 2009年7月17日]</ref>。2011年以降、浸透して定着してきたという<ref>[http://sports.geocities.jp/zenkoku_tsubamegundan/other.html 東京音頭の前奏について 2011年9月24日]</ref>が、ヤクルト戦において[[ビジター応援席|ビジターファン]]などが、巨人が関係ない試合であるにもかかわらず「くたばれ読売」と合唱しているのが現状である。さらに[[オールスターゲーム (日本プロ野球)|オールスター戦]]の[[ラッキーセブン]]において読売巨人軍が属する[[セントラル・リーグ|セ・リーグ]]全チームの応援歌が流れる場面で東京音頭が流れる際も、巨人以外のセ・リーグ5チームのファンが巨人ファンの目の前で「くたばれ読売」と連呼している。
 
かつて昭和40年代(昭和40年〈[[1965年]]〉~47年〈[[1972年]]〉)頃には、当時[[東京スタジアム (野球場)|東京スタジアム]]を本拠地としていた[[千葉ロッテマリーンズ|東京オリオンズ→ロッテオリオンズ]](現・千葉ロッテマリーンズ)の応援団が東京音頭を使用していたが、同球場の閉鎖に伴う撤退を境に使用されなくなった。この関係から[[2007年]]、[[千葉マリンスタジアム]]開催時の[[セ・パ交流戦]]・ロッテ対ヤクルト戦において「'''東京音頭、譲りました。'''」という[[キャッチフレーズ]]が付けられている。