「クローズアップ」の版間の差分

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しかし、クローズアップは単なる普及に留まることなく、[[テレビ]]の登場により[[俳優]]の[[顔]]や[[表情]]を大写しする手段や物語のポイントを強調する便利な道具として常用されるようになる。むしろ、今日の[[テレビドラマ]]においてはクローズアップこそが標準のフレームであるとすら言える状況であり、ここで用いられるクローズアップには本来的な演出的意図や効果はない。むしろ、クローズアップを使わない事や、逆に表情すら伺う事が出来ないほど極端なクローズアップを用いる事による演出的な効果を狙うケース(手法)が登場している。前者の代表としては[[テオ・アンゲロプロス]]が、後者としては[[加藤泰]]が上げられる。
 
== 派生 ==
上記のように本来は[[映像技術]]の用語であったクローズアップは、転じてある事柄や問題などが注目されることという意味でも用いられる。またある事柄や問題、人物などに焦点を当てたり、主に取り上げたりする場合にも使用される。似た意味を成す言葉に「スポットライト(スポット)を当てる」、「[[ピックアップ]]する」がある。
 
== 関連項目 ==