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== 拡張性 ==
[[File:Micromodem II in Apple II.jpg|thumb|250px|外部 [[モデム]]を接続した {{lang|en|Apple II}}。内部構造が確認できる。]]
本体後方に[[エッジ・コネクタ]]を備えた8個のスロットが設けられており、そこに拡張カードを挿入することにより、様々な周辺機器と接続することができた<!--(但し、スロット0番は言語カード専用)-->。フロッピーディスク用やプリンタ用など、各種の拡張インタフェースカードがアップル社から発売された。各スロットには専用のI/O空間とプログラム領域が割り当てられており、カードを挿すことでカード上に持っている[[デバイスドライバ]]がアドオンされ、即使用可能となる作りになっていた。
 
8つある拡張スロットは0番と7番が特殊な仕様になっており、スロット0番は内蔵のROMエリアと切り替えができ、内蔵のインタプリタと切り替えて別の言語を使用したり、RAMに置き換えて64KBのメモリエリアを全てRAMにする場合に使用された。スロット7番はカラーリファレンスと同期信号が出力されており、標準のNTSCビデオ出力ではなく[[PAL]]やRGBで映像信号を取り出す際に使用された。スロット1~6番は特別な仕様の違いはないが、本体起動時にオートスタートROMがスロット7から降順でFDDのコントローラカードを探しにいく仕様のため、最初のFDDコントローラカードは(7番をリザーブして)スロット6番に挿すのが半固定となっていた。また厳密な決まりではないが1番スロットは[[パラレル通信|パラレル]]I/F、2番スロットは[[シリアル通信|シリアル]]I/F、3番スロットはコンソール出力に使うのが暗黙のルールになっており、Apple IIe ではメモリを増設してPR#3と入力することで80桁表示に切り替えることができた。