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2014年10月29日 (水) 01:03時点における版
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4行目:
[[真正仏教]]では、人の[[苦]]の原因を自らの煩悩ととらえ、その[[縁起]]を把握・克服する[[解脱]]・[[涅槃]]への道が求められた。[[部派仏教]]の時代になると、煩悩の深い分析が行われた。
[[大乗仏教]]でもこの分析は続けられ、特に[[唯識]]が示した心と煩悩の精緻な探求は仏教を
空理空
観念
論
化
へと導く端緒でもあった。それによりこの時代には、煩悩を否定しないという真正の仏教には無かった発想も生じてきた([[如来蔵]])。この両者の思想はその後の大乗仏教に深く影響を与えた。
== 煩悩の数について ==