「ジョルジュ・ブスケ」の版間の差分

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)を出版。1937年1月15日永眠。
 
また、『日本見聞記』の中で、ブスケは『日本の職人』について、こう記している{{Quotation|どこかの仕事場に入ってみたまえ。人は煙草をふかし、笑い、喋っている。時々槌をふるい、石を持ち上げ、ついでどうゆう風に仕事に取り掛かるかを論じ、それから再び始める。日が落ち、ついに時が来る。さあこれでこれで一日の終わりだ。仕事を休むために常に口実が用意されている。暑さ・寒さ・雨、それから特に祭りである。(『ブスケ 日本見聞記 フランス人の見た明治初年の日本』〈全2巻、野田良之・久野桂一郎共訳、みすず書房、1977年〉)}}既に産業革命を経ていた西洋諸国では、近代的な工場の時間労働が始まっていた。それに対し日本の職人たちは時間に縛られず、自分の感性に従って仕事をしていた。<ref>NHKスペシャル「明治」第二集 模倣と独創~外国人が見た日本~ 2005.4.16 番組内の説明より抜粋</ref>
 
==脚注==