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[[ファイル:Clean room.jpg|thumb|200px|right|クリーンルーム内部<br>(写真中の黄色の照明はクリーンルームとしての機能とは無関係)]]
[[ファイル:Cleanroom Garment2.JPG|thumb|Typical cleanroom head garment]]
'''クリーンルーム'''('''clean room''' , CR)とは、[[空気清浄度]]が確保された[[部屋]]のことである。
 
[[JIS]] Z 8122では、
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=== バイオクリーンルーム ===
主として[[バイオテクノロジー]]の分野で用いられるクリーンルームをバイオクリーンルーム({{en|biological clean room}}, BCR)という。主に空気中の浮遊微生物の管理が重要となる。
 
==== 医療用途 ====
[[手術室]]、[[医薬品]]や[[化粧品]]の製造所(の一部)、滅菌医療機器の製造所や滅菌室などがクリーンルーム化されている。塵埃を排除すれば細菌類も排除できるため、[[手術室]]などを清浄化すれば細菌に起因する汚染を予防できるという考え方に基づいている。
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クラス100といえば、100個/cfしかないので、病院のクリーンルームであればバイオクリーンルーム (BCR) と呼ばれ、産業用CRの場合はクラス1、スーパークリーンルームなどと呼ばれる。もちろん、それ以上の大きな塵埃はゼロに近くなくてはならない。
 
最近は塵埃量に加え、ガス成分、[[静電気]][[電磁波]]なども管理の対象となることがあり、医療、食品産業用の場合は浮遊微生物(一般細菌、大腸菌、カビ)も対象となる。
 
== 資格 ==
クリーンルーム内での作業や取扱・管理業務には、規模・用途に応じた資格とされることがある。
 
特に[[半導体]]プロセスでは、材料ガスとして常温常圧で自然発火する[[シラン (化合物)|シラン]]、[[ホスフィン]]のほか、水素、高純度酸素等が用いられるため、火災・爆発には注意が必要である。
 
また、これらのほかにも[[不活性ガス]][[窒素]][[アルゴン]]等も用いられ、すべてのガス類がすべて低温の液体として保存されるため、[[高圧ガス]]の取り扱いに関する注意が必要である。他に洗浄工程、加工工程で強酸、強アルカリを使用するので、これらも注意が必要である。
 
* [[有機溶剤作業主任者]]
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* [http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaca/index2.htm (社)日本空気清浄協会]
* [http://www.hokuto-sk.co.jp/cleanroom/cleanroom4.html クリーンルームの種類(ホクト総研)]
 
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[[Category:部屋]]
[[Category:医療]]