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== 神行法 ==
神行法とは道術の一種である。この術は呪力をこめた[[護符]]を足にくくりつけることにより、人並みはずれた速度で走る事が可能となるというもので、両足に1枚ずつ護符を貼れば1日で500里(約1900km)275km)、2枚ずつ貼れば800里(約3120km)440km)を駆けることができる。
 
また術者だけでなく、術者本人が同行していれば他の人物にも神行法をかける事ができる。ただし同時に術を駆ける事ができるのは1人までのようで、2人以上に神行法を使われたことはなかった。また道術という性質上、術者は酒と生臭を断つ事が求められる。ただし、術者だけがそうしているだけでよく、同行者にはこの制約は当てはまらない。なお、物語中では、[[高唐州戦]]において李逵とともに公孫勝を迎えに行く際、いつも酒で面倒をおこす李逵に方便を使いこの制約を守るよう言いつけた。ところが李逵は戴宗の目を盗んで酒と牛肉を食べたため、これを知った戴宗は李逵に途中で止まることが出来なくなる神行法をかけてこれを懲らしめた。この事実を見ると神行法は単に早く走れる術ではなく(術者本人を含め)人間の動作を操ることに本質があるように伺える。