「ブリタニカ百科事典第11版」の版間の差分

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→‎概要:  「ゆっくりくつろぐ」に戻す。Animula は猫についての詩、クラークの引用はエリオットの原文と少し違います
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[[1768年]]12月6日から1771年にかけて最初の3巻(2,391頁)が[[エジンバラ]]で発行されたブリタニカ百科事典は、数々の改訂を経て第11版において大幅に再編成され書き直された(全29巻:本文28巻+索引1巻)。この版は後の版の基として長く使われ、それは[[1974年]]に最新の情報に基づいて大幅に刷新された第15版が発行されるまでの間続いた。
 
[[ケネス・クラーク]]卿(''Sir Kenneth Clark'')は『芸術の森のなかで ''Another Part of the Wood''』(1974年)の中で第11版についてこう述べている。「読者は一つの記事から他の記事へと飛び跳ねる。単なる事実や日付だけでなく、各執筆者の精神の働きと個性に魅了される。これは、情報を強く印象づけるにはわずかな偏見が必要だという[[ディドロ]]の伝統に沿って作られた最後の百科事典に違いない。『窓辺に座ってブリタニカ百科事典を読み、縮み上がくりくつろぐ魂』と[[T・S・エリオット]]が書いたとき、彼は確かに第11版のことを考えていたのである」(クラークが参照しているエリオット詩は1929年の「アニームラ ''Animula''」)。
 
1911年版はすでに(米国でも)[[著作権]]の保護期間が切れ、ウィキペディアや次の『プロジェクト・グーテンベルク百科事典』など現代のプロジェクトにも利用されている。