「助産師」の版間の差分

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[[日本]]では、[[看護師]]や[[保健師]]と異なり、資格は女性のみである。
 
現在の日本において、性別によって[[国家資格]]の取得が制限されることは稀であるが、日本では現実問題として男性の助産師を積極的に求める妊産婦が存在しないため、男性が助産師の資格を得られないのはやむを得ないとする見方が一般的であり、仮に法律で男性助産師の資格を認可しても需要はほとんど無きに等しいと予想される<ref>ちなみに[[産婦人科]]の医師は男性も存在する(むしろ男性が多い)が、{{要出典|男性の産婦人科の医師が単独で妊産婦の診察を行うことは禁止であり、彼らが妊産婦の診察を行う際には女性の看護師または助産師の立ち会いが義務付けられている(女性の医師が単独で妊産婦を診察することは可能)。|date=2013年10月}}</ref>。
 
[[2001年]]に[[保健師助産師看護師法]]が改正され、[[2002年]]3月より看護師、保健師と同様、性別による名称の違いを伴わない助産師へと助産婦から名称が変更された過程の中で、男性への助産師資格の開放に関して具体的な動きが存在した。しかし、分娩等に関わる助産業務の特殊性を背景に、男性が関わることへの「生理的な嫌悪感」や「妊産婦が助産師の性別を選択できる権利が保証されていない」などの意見が主張され、名称は変更されたものの男性助産師を認めることについては時期尚早として見送られることとなった。