「TC-2 (ミサイル)」の版間の差分

「天剣2型」は[[1994年]]7月に、初の空中投下試験を完了、同年から生産が開始され、[[1996年]]に部隊配備が開始された。「天剣2型」は翌年までの間に800時間に及ぶ飛行試験を受け、[[1997年]]7月には品質証明が与えられた。
 
「天剣2型」の外観は、[[スパロー (ミサイル)|AIM-7]]「スパロー」]]や[[AIM-120]] (ミサイル)|AIM-120「AMRAAM」]]などとよく似ている。ミサイル中央部と尾部にそれぞれ4枚の翼端切り落としデルタの小翼を有している。中部の小翼は固定式で後ろが、尾部の可動式フィンがミサイルの機動制御を行い、近接信管により作動する。
 
「天剣2型」の誘導方式は、中間誘導が慣性航法方式、終末段階は[[電波ホーミング誘導#アクティブ方式|アクティブ・レーダー誘導]]方式を採用している。アクティブ・レーダー誘導方式を採用したことにより、「天剣2型」はミサイルの打ちっぱなしが可能となった。アメリカ、ロシア、フランスに続き、台湾は世界で4番目、[[東アジア]]諸国では最初に[[ファイア・アンド・フォーゲット|撃ちっ放し能力]](Fire-and-forget)のある空対空ミサイルを国産化することに成功した。「天剣2型」の射程距離は、公式には明らかにされていないが、推測では60km前後と見られており、より射程の長い改良型が登場する可能性も指摘されている。
 
「経国」戦闘機は、胴体中心軸の専用ハードポイントに「天剣2型」を2発搭載する。現在開発中の「経国」のアップグレード型F-CK-1C/D「経国雄鷹」では「天剣2型」を主翼にも搭載出来るようにして搭載数を4発に増やすことになっている。