「国家総力戦」の版間の差分

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しかし、どれだけ甚大な損害を受け、経済的な損失を出したとしても、敗戦すれば占領・領土の喪失と参戦国すべての戦争費用・損害を負う形での天文学的数値と呼べるほどの賠償金という破滅が待っている以上、いずれの国も一度はじめた戦争は勝つまでやめることができず、どちらかが降伏するまで自国の国力を出し尽くし相手国の国力を殲滅するしか選択肢がない状況に陥ってしまった。
 
航空機、戦車などは第一次世界大戦と比較して遥かに高度な兵器に進化していたため、その大量生産・大量消費は国家に大きくのしかかった。
 
このように第二次世界大戦下での国家総力戦は、戦争中の戦略的必要性と戦争後に予期される被占領・賠償の回避との両面から強固に支持されたものであると同時に戦争を遂行するためのプロパガンダとして利用された。