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東南アジアの歴史は、各国の歴史として著述されることが多い。しかし特にマレー半島および島嶼部では、各国の領域は19世紀から20世紀初めにかけて、列強が植民地主義に基づき東南アジアを分割した結果生じたものが後に独立国家として認められたものであり、政治的色彩の非常に濃いものであることは言うまでもない。
 
東南アジアの歴史は、そのような政治的な現代国家の歴史を離れ、伝統的な政治圏、つまり、政治的・文化的中心都市とその周辺の圏的な空間の歴史、別な言葉で言えば'''歴史圏'''を対象とするものである。また、元来この地域は封建主義、中央集権、皇帝専制とは違った、[[マンダラ・システム]]と呼ばいった説で解き明かされる重層的な権力構造がみられた地域であることも近年では重要視されている。
 
==== 石器時代 ====