「マヒシャースラ」の版間の差分

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テーヴァ神族の神々達は、負かすことの出来ないマヒシャースラを如何にして倒すかという方策を考える為に熟慮した。結果、マヒシャースラは飽くまでも「男と神には負けない」アスラ神族であったが故に、若く美しい女性の姿をした[[ドゥルガー]]を、マヒシャースラの天敵としてテーヴァ神族らが力を合わせて創り出すこととした。あらゆる[[デーヴァ]]の力を兼ね備えて生まれた'''女神'''ドゥルガーはマヒシャースラの帝国を早々と攻撃し、アスラ達との9日間の戦闘の後、10日目の半月の夜にして、マヒシャースラを討ち取った。このことからドゥルガーは、マヒシャースラマーディニ(''Mahishasuramardini'', mardini=殺し屋)と呼ばれ、[[ベンガル地方]]や[[オリッサ州]]では'''ドゥルガー・プージャー'''(プージャーは「礼拝」、「供養」の意)として、その他の地域で行われる[[ナヴラトリ]]でも、マヒシャースラを討ち取ったドゥルガーが祀られる。
 
[[カルナータカ州]][[マイソール]]は「マヒシャースラ」から来た都市名である。マヒシャブール→マイソールと変化した。この周辺は「マヒシュール」と呼ばれたアスラ王マヒシャースラの王国であった。マイソールはマヒシャースラが女神ドゥルガーによって退治したことを記念して名付けたられた地名である。そのため写真左上の人間の姿を取ったときのマヒシャースラ像がマイソール市のシンボル的存在になっている。
 
マヒシャースラの死後、マヒシャースラの無念を晴らすべくアスラ神族の兄弟である[[降三世明王|シュンバ]]・[[降三世明王|ニシュンバ]]がなんと再々度天界を奪還し、デーヴァ神族も再々度追放する。しかし、ドゥルガーはその後恐るべき血肉に飢えた黒き女神[[カーリー]]にさらに変化してシュンバ・ニシュンバ兄弟王を討ち取った上で、デーヴァ神族が再々度天界を奪還したとされる(ただし、この部分は仏教説話では逆になっている)。
 
== マヒシャ王国 ==
マヒシャ王国([[w:en:Mahisha Kingdom|Mahisha Kingdom]])とはマヒシャースラが古代インド[[カルナータカ州]][[マイソール]]に出来たものであるとされる。
[[カルナータカ州]]る。「[[マイソール]]」とは「マヒシャースラ」から来た都市名である。マヒシャブール→マイソールと変化した。この周辺は「マヒシュール」と呼ばれたアスラ王マヒシャースラの王国であった。マイソールはマヒシャースラが女神ドゥルガーによって退治したことを記念して名付けたられた地名である。そのため写真左上の人間の姿を取ったときのマヒシャースラ像がマイソール市のシンボル的存在になっている。
 
== 関連項目 ==