「ヴァーミリアン」の版間の差分

クラシック街道を歩むこととなった3歳春は[[スプリングステークス]]で始動、2番人気に推されるも直線まったく伸びを見せず14着に大敗、続く[[皐月賞]]・[[京都新聞杯]]も共に12着と惨敗し陣営は[[東京優駿|日本ダービー]]出走を断念、秋に備えて休養に入る。しかし再起を図った秋初戦の[[神戸新聞杯]]でも10着とスランプは変わらなかった。
 
ここで芝に見切りをつけ、半兄[[サカラート]]が実績を残すダートに路線を転向、エニフステークスに出走することとなった。レースは道中2番手を進み、直線追いすがる[[ドンクール]]にハナ差競り勝ち久々の勝利を飾ると、続く[[浦和記念|彩の国浦和記念]]では楽な手応えで先行すると直線だけでハードクリスタルに3馬身差をつけ圧勝。この勢いで[[名古屋グランプリ]]に駒を進めるものの、大雪によるのため開催中止の憂き目に合うとなった
 
=== 4歳(2006年) ===
次走は[[ダイオライト記念]]に向かったが、ここでも武豊が[[タイムパラドックス (競走馬)|タイムパラドックス]]に騎乗したため、[[内田博幸]]が騎乗、前年覇者[[パーソナルラッシュ]]らを相手に6馬身差で快勝した。[[幸英明]]を鞍上に迎えた次走の[[東海ステークス]]は、1.8倍の1番人気に支持されたが、虫歯によりカイバ喰いが落ち21kgも馬体重を減らし、さらにレース中に[[心房細動]]を発症し最下位の13着に敗れてしまった。目標であった[[帝王賞]]は回避するしかなく、馬体回復のため夏場をはさんでの休養に入る。
 
秋は[[チャンピオンズカップ (中央競馬)|ジャパンカップダート]]に出走、フェブラリーステークス以来となるクリストフ・ルメールが騎乗、久々のレースや前走の大敗などということもあり9番人気と評価は低かったが、[[アロンダイト (競走馬)|アロンダイト]]の4着とまずまずの結果を残す。続いて前年中止となってしまった名古屋グランプリに出走、2着ムーンバレイに直線だけで6馬身もの差をつける圧勝で、地方交流競走3連勝を収めた。
 
=== 5歳(2007年) ===
実績による距離適性からフェブラリーステークスではなく、[[ドバイワールドカップ]]を目標に[[川崎記念]]から始動した。地方馬の代表格で前年の覇者[[アジュディミツオー]]との一騎打ちが予想され、単勝では1番人気に支持される。レースはやや出遅れながらすぐに好位に取り付くと逃げるアジュディミツオーを追いかける形で進み、4コーナーから直線の入り口にかけてアジュディミツオーに並びかけるや否や直線で一気に突き放し、最後は6馬身差をつける圧勝でJpnI(GI)初制覇となった。2分12秒9の勝ち時計は良馬場としては破格のもので、[[エスプリシーズ]]が稍重で記録したレコードに0.1秒差に迫るものであった。
 
さらに、[[第8回ジャパンカップダート]]に出走。前走の勝ちっぷりから単勝2.3倍の1番人気に支持された。レースは前半1000m通過58秒9のハイペースを中団から進み、3角あたりから持ったままで徐々に進出、直線も余裕の手応えで外に持ち出すと、内を突いて粘りこみを図る[[フィールドルージュ]]を鋭く差しきり、従来のタイムを1秒3縮める2分6秒7のコースレコードで勝利した。奇しくも前年のアロンダイトと同じ石坂調教師、そしてエルコンドルパサー産駒によるジャパンカップダート連覇でもあった。
 
[[11月29日]]に発表された重賞・オープン特別競走レーティングでは、118ポンドの高評価を得た。その後、[[第53回東京大賞典]]に出走。圧倒的1番人気に支持されるなか、最後の直線で先頭に立つとそのまま差を広げ4馬身差の圧勝。JBCクラシック、ジャパンカップダート、東京大賞典を同一年に制覇し、史上初の[[三冠 (競馬) #秋ダート三冠|秋ダート三冠]]を達成するという史上初の快挙を成し遂げた。
 
=== 6歳(2008年) ===