「自由貿易」の版間の差分

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野口旭、田中秀臣は「日本の賃金が各国と比較して割高だとすれば、それは単に為替レートが実物経済の均衡・整合的な水準にまで調整されていないということに過ぎない」と指摘している<ref>野口旭・田中秀臣 『構造改革論の誤解』 東洋経済新報社、2001年、85頁。</ref>。
 
経済学者の[[岩田規久男]]は「過度の円高は、日本の非正規雇用の比率を引き上げ、製造業を中心とした国外移転を促進し、国内雇用の需要の減少・失業率の上昇をもたらした」と指摘している<ref>岩田規久男 『「不安」を「希望」に変える経済学』 PHP研究所、2010年、235頁。</ref>。また岩田は「経済のグローバル化によって、安くて質の良いモノが輸入されることによって、未熟練労働者も利益を受けている」と指摘している<ref>岩田規久男 『「不安」を「希望」に変える経済学』 PHP研究所、2010年、235頁。</ref>。
 
== 脚注 ==