「ランキンサイクル」の版間の差分

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48行目:
タービンの代わりに往復動式の[[蒸気機関]]が用いられるのに加えて、
復水器が無いことが大きな違いである。
の理由は、復水器が大きなスペースを要する理由ことの他に、
蒸気機関の排気を煙突から勢いよく放出することにより
ボイラー内の通風を良くして燃焼を助けるとの積極的な目的がある。
排気を放出して新たにボイラに給水するので、
大気が復水器の代りを果たしており、
復水器圧力が大気圧になったサイクルと考えればよい同等である
 
{| class="wikitable" style="widthtext-align:80%center"
|+ ランキンサイクルの状態変化
! style="width:30%" | !! style="width:30%" | 装置 !! style="width:40%" | 理想化した状態変化
|-
!| 1→2 || 給水ポンプ || 等エントロピー圧縮
|-
!| 2→3 || ボイラ || 等圧加熱
|-
!| 3→4 || タービン || 等エントロピー膨張
|-
!| 4→1 || 復水器 || 等圧冷却
|}
 
168行目:
再熱サイクルでは c となり、かわき度が大幅に高くなることが見て取れる。
 
{| class="wikitable" style="widthtext-align:70%center"
|+ 再熱ランキンサイクルの状態変化
! style="width:30%" | !! style="width:30%" | 装置 !! style="width:40%" | 理想化した状態変化
|-
!| →3 || ||
|-
!| 3→a || 高圧タービン || 等エントロピー膨張
|-
!| a→b || 再熱器 || 等圧加熱
|-
!| b→c || 低圧タービン || 等エントロピー膨張
|-
!| c→ || ||
|}
 
237行目:
各装置での状態変化は、まさつ損失を無視すると次表のようになる。
 
{| class="wikitable" style="widthtext-align:70%center"
|+ 再生ランキンサイクルの状態変化
! style="width:20%" | !! style="width:50%" | 装置 !! style="width:30%" | 理想化した状態変化
|-
!| →1 || ||
|-
!| 1→b || 低圧給水ポンプ(復水ポンプ) || 等エントロピー圧縮
|-
!| b→c || 給水加熱器での混合による受熱|| 等圧加熱
|-
!| a→c || 給水加熱器での混合による抽気の放熱|| 等圧冷却
|-
!| c→d || 高圧給水ポンプ || 等エントロピー圧縮
|-
!| d→3 || ボイラ || 等圧加熱
|-
!| 3→ || ||
|}