「機械学習」の版間の差分

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: クラスタリングは、観測された例をクラスタと呼ばれる部分集合に振り分けるもので、振り分けは事前に指示された基準に従って行う。クラスタリングはデータの構造についての仮説(基準)の立て方によって結果が異なる。仮説は「類似尺度」で定義され、「内部コンパクト性」(同一クラスタ内のメンバー間の類似性)や異なるクラスタ間の距離によって評価される。「推定密度」や「グラフ接続性」に基づく技法もある。クラスタリングは[[教師なし学習]]技法であり、[[統計学|統計]]的データ解析でよく使われる。
; [[ベイジアンネットワーク]]
: [[確率変数]]群とそれらの{{仮リンク|条件付き独立性|en|conditional independence}}を{{仮リンク|[[有向非循環巡回グラフ|en|directed acyclic graph}}]] (DAG) で表した{{仮リンク|グラフィカルモデル|en|graphical model|label=確率論的グラフィカルモデル}}である。例えば、病気と症状の関係を確率的に表すことができる。そのネットワークに症状を入力すれば、考えられる病気の一覧を確率付きで出力できる。これを使って[[推論]]と学習を行う効率的アルゴリズムが存在する。
; [[強化学習]]
: 「エージェント」が「環境」の中でどのような「行動」をとるべきかを、何らかの長期的「報酬」を最大化するよう決定する。環境の「状態」からエージェントの行動への写像を行う「方針」を求めるのが強化学習アルゴリズムである。正しい入出力例は与えられないし、最適でない行動が明示的に訂正されることもないので、[[教師あり学習]]とは異なる。