「クールジャパン」の版間の差分

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[[現代美術家]]の[[村上隆]]は、[[2010年]]に開催された[[シンポジウム]]『クール・ジャパノロジーの可能性』にて、「アート界における"クール・ジャパン"の戦略的プロデュース法--Mr.の場合」と題した講演を行った。講演では、日本のマンガやアニメ、および、それらを生み出した日本自体を肯定的に解釈し、それらの前提のもと、今日ではクールジャパンと呼ばれている観点を日本人作家作品によっていかに西洋アート界に体現させていけるか、とのテーマについて初期から漸進的に取り組んできた軌跡を発表した<ref>{{Cite journal|和書|publisher=NHKブックス|journal=村上隆 「アート界における"クール・ジャパン"の戦略的プロデュース法--Mr.の場合」「日本的想像力の未来 クール・ジャパノロジーの可能性」 [[東浩紀]]編|date=2010}}</ref>。ただし、[[2012年]]に、自身とクールジャパンとの関係性を全面否定し、「クールジャパン」の語も広告会社のキャッチコピーであり、外国では誰も言っていないと批判した<ref>{{Cite news|title=村上隆さんに聞く 世界のトップを取る|publisher=朝日新聞デジタル|date=2012-01-17|accessdate=2012-07-07|url=http://digital.asahi.com/articles/TKY201201160436.html}}</ref>。
 
武道が[[スポーツ]]的側面のみ注目される<ref>もっとも、ヨーロッパには[[武道]]・[[華道]]・[[茶道]]のような「道」の思想は存在しない。</ref>、似て非なるものが[[寿司]]とされるなど混乱もある。表現物においては『[[フランダースの犬 (アニメ)|フランダースの犬]]』が「負け犬の死」と受け止められるなど国民性の違いは大きい。日本の[[漫画]]が普及している国があると言っても、雑誌も含めると出版物の30%が漫画の日本から比べるとごく僅かな規模である。反義語は「[[アグリージャパン]]」で一部の北東アジアや欧米で「ボーイズラブ小説であふれた書籍売り場」や「ルーズソックスのガングロ女子高生が地べたに座ってタムロ」など日本の文化・産業を批判するキャンペーンなどと使用される場合がある。
 
== 国の政策 ==