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2009年1月30日の閣議後の記者会見で[[与謝野馨]][[経済財政担当大臣]]は「『ダラダラ[[陽炎_(気象現象)|陽炎]](かげろう)景気』とでも言うんでしょうか」と「かげろう景気」の呼称を提言した<ref>[http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20090130-OYT1T00791.htm?from=main4 「かげろう景気」与謝野経財相が命名、最長でも実感乏しく] - 読売新聞 2009年1月30日<br />[http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20090130AT3S3000Z30012009.html 戦後最長の景気回復は「だらだらかげろう景気」与謝野経財相] - 日経新聞 2009年1月30日<br />「かげろう景気」の名称については、予め定めておいてこの場で発表したのではなく、今までの景気の名称について記者の質問に応えて暫く考えてから告げた事が伝えられている。</ref>。好景気期間は長いものの[[成長率]]は2%前後と伸び悩み、[[労働者]]の[[賃金]]の上昇率も頭打ちで、好景気の実感に乏しかった事を表現した模様。
 
エコノミストらの間では、いざなみ景気の他に「平成景気」「出島景気」「小泉景気」「構造改革景気」「いざなぎ超え(越え)景気」「無実感景気」「デジタル景気」「格差型景気」「リストラ景気」などの名称が提案されている<ref>[http://mainichi.jp/select/biz/news/20090131ddm008020145000c.html 景気名称:戦後最大の□□景気 「だらだら陽炎」「リストラ」「格差型」「無実感」…] - 毎日新聞 2009年1月31日</ref>。
中部東海地域や北九州などおもに輸出(外需)産業の集積地では雇用が逼迫し、派遣・請負労働者あるいは外国人労働者を他の地域から受け入れるなど好況に沸いた一方で賃金は下落し、大手小売や建設を筆頭とした内需・既存産業は停滞を続ける一方で首都圏都心部のサービス業における労働供給が極端に不足し賃金は上昇した。地価についても首都圏・基幹都市の中心部は上昇する一方で地方・周辺部では停滞するなど地域・地区、業態によるまだら模様のある景況が続いた。