「仲畑貴志」の版間の差分

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[[1981年]](昭和56年)にサントリー・[[トリスウイスキー|トリス]]の子犬が京都の路地裏を駆け巡るCMの企画・コピーを担当し、カンヌ国際広告映画祭金賞を受賞。これを機に同年サン・アドより独立し、フリーとなり[[仲畑広告制作所]]を設立<ref>[[マドラ出版]]「[[広告批評]]の別冊(1) 仲畑貴志全仕事」[[1983年]]</ref>。翌[[1982年]]には[[TOTO (企業)|TOTO]]の[[ウォシュレット]]発売キャンペーン広告に携わり、話題を集めると共に、以後TOTOが発売する商品のキャンペーンクリエイターとして活躍する<ref>[[マドラ出版]]「[[広告批評]]の別冊(1) 仲畑貴志全仕事」[[1983年]]</ref>。(このTOTOウォシュレットの成功に伴い、[[仲畑広告制作所]]は[[乃木坂]]に在するTOTO乃木坂ビル内にオフィスを移している<ref>[[マドラ出版]]「[[広告批評]]の別冊(1) 仲畑貴志全仕事」[[1983年]]</ref>。またTOTOが九州発祥の企業であることなどの経緯もあってか、その後も[[九州旅客鉄道|JR九州]]や[[岩田屋]]など九州を本拠とするの企業の広告を多数手掛けてゆく<ref>[[講談社]]「仲畑広告大仕事」[[1993年]]</ref>。[[1988年]]には、爆発的反響を呼んだソニーのウォークマンで[[ニホンザル]]のチョロ松が目を閉じて音楽を聴き入る姿を映したCMなど、CM企画にも数多く関わってゆく(ウォークマンのコピー「音が進化した。ヒトはどうですか。」は、当時[[仲畑広告制作所]]に在籍していた[[一倉宏]]の手によるもの<ref>[[眞木準]]『ひとつ上のチーム。[新装版]』2012年、P288</ref>)。
 
またテレビCMソングの作詞者として、[[1976年]](昭和51年)のサントリーゴールド900のCMソング<ref>[[マドラ出版]]「[[広告批評]]の別冊(1) 仲畑貴志全仕事」[[1983年]]</ref>あyの他、[[1978年]](昭和53年)の[[サントリー樹氷]]のCMソング「[[マイルド・ナイト]]」<ref>[http://www.tcc.gr.jp/copitan/copirashow/id/3103/copira_id/12267 仲畑貴志 コピーライターを探す 東京コピーライターズクラブ]</ref>(歌・[[いしだあゆみ]])や「[[マイルド・ウォッカ]]」<ref>[http://www.tcc.gr.jp/copitan/copirashow/id/3103/copira_id/11372 仲畑貴志 コピーライターを探す 東京コピーライターズクラブ]</ref>(歌・[[チェリッシュ (歌手グループ)|チェリッシュ]])の作詞も手掛けた(「マイルド・ナイト」「マイルド・ウォッカ」は、共に[[宇崎竜童]]が作曲を担当)。この他、「恋はルンルン」(歌・[[伊藤つかさ]]、作曲・[[坂本龍一]])など作詞多数。
 
[[2008年]]6(平成20年)6月には[[電通]]と共に、企業のブランディングを手掛ける広告制作プロダクション「ナカハタ」を共同で設立する<ref name=itoi/>。
 
この他、長年に渡り、[[毎日新聞]]の『[[万能川柳]]』の選者も務めている<ref>[http://mainichi.jp/feature/senryu/ 万能川柳 毎日新聞]</ref>。