「フランスの映画」の版間の差分

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続く数年間、世界中で映画という新しい手法を使って実験的作品を制作する人々が現れた。[[パテ (映画会社)|パテ]]社や[[ゴーモン]]社も映画製作を始め、ゴーモンからは世界初の女性監督[[アリス・ギイ=ブラシェ]]も生まれた。1902年には[[ジョルジュ・メリエス]]による世界初の物語のある映画『[[月世界旅行 (映画)|月世界旅行]]』が公開。彼はまた、多くの映画技術を編み出した。1908年、映画を芸術に高めようという動きが起こり、[[ル・フィルム・ダール]]社が設立される。ル・フィルム・ダール社による映画『ギース公の暗殺』が公開され、ヒット。
 
[[第一次世界大戦]]と[[第二次世界大戦]]の間、 [[ジャック・フェデール]]はフランス映画界において[[詩的リアリズム]]([[:en: poetic realism |poetic realism]])の先駆者となる。彼はまた[[アベル・ガンス]]、[[ジェルメーヌ・デュラック]]、[[ジャン・エプスタイン]]と共に「フランス印象派」[[:en:French Impressionist Cinema|French Impressionist Cinema]]<ref>中条省平は『フランス映画史の誘惑』ppp.6676-99は日本だけが絶大な影響を受けたと書いている。20年代の印象派と30年代の「詩的レアリスム」の違いは後者が言葉をもったことだという。台詞と脚本の重要性に結びつき、「詩的レアリスム」とはフランスの演劇的伝統に通じるシナリオ重視の映画だったという。</ref>の主要人物ともなった。
 
1920年代後半には「[[アヴァンギャルド]]」映画がブームとなり、1924年の[[ルネ・クレール]]の『幕間』([[エリック・サティ]]が伴奏音楽を作る)や[[ルイス・ブニュエル]]の1929年の『[[アンダルシアの犬]]』が画期的な作品となる。