「スイスの医療」の版間の差分
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[[File:Total health expenditure per capita, US Dollars PPP.png|thumb|right|350px|各国の年間医療費支出(米ドル、PPP調整)]]
'''[[スイス]]の[[医療]]'''(Healthcare in Switzerland)
▲スイスの医療費はGDPの10.8%を占める。スイスの[[乳児死亡率]]は1000人あたり3.9、平均寿命は男性79.4歳、女性84.2歳であった<ref>http://www.state.gov/r/pa/ei/bgn/3431.htm</ref>。
==強制保険==
1996年より全スイス居住者は標準医療保険へ加入する義務があり、強制保険のカバー範囲は連邦医療保険法にて定められている<ref name="ipss473">{{Cite journal|和書 |title=国際比較の視点から見た皆保険・皆年金 |author=国際比較の視点から見た皆保険・皆年金 |journal=季刊社会保障研究 |volume=47 |issue=3 |date=2011-02 |publisher=国立社会保障・人口問題研究所 |url=http://www.ipss.go.jp/syoushika/bunken/sakuin/kikan/4703.htm |page=270}}</ref>。保険者は自由に選ぶことができ、公法人だけでなく政府認可企業も選択でき、管理競争政策が取られている<ref name="ipss473" /><ref name="ch-ins">{{Cite web|title=Health insurance – Obtaining basic insurance, its costs and services |publisher=スイス官房 |url=https://www.ch.ch/en/basic-health-insurance-services/ |accessdate=2014-12-01}}</ref>。全ての保険加入者は毎月保険料を支払う必要があり、保険料は保険者および居住地域によって様々である<ref name="ch-ins" />。18歳未満の市民、低所得者の保険料は割安となっている<ref name="ch-ins" />。
スイスでは標準医療保険へ加入しなければならず、そのカバー範囲は連邦医療保険法にて定められている。保険者は標準医療保険の契約を拒むことはできず、年齢・健康状態にかかわらず加入させなければならない。また保険者は標準医療保険で利益を上げることは禁じられているが、追加オプションを提示することができる<ref name="NYtimes" />。▼
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医療保険では治療費および入院費をカバーしているが、本人一部負担が存在する。プランは以下が選べる▼
# 年平均の医療費を、300[[スイス・フラン|CHF]]〜2500CHFの間で被保険者が選択するプラン
# 医療費の10%を自己負担し、かつ年間自己負担の総額上限が700CHF(薬代を除く)であるプラン
2014年における、
* 25歳以上の成人 [[スイスフラン|CHF]] 396.12
* 19-25歳の青年 CHF 363.55
* 0-18歳の子供 CHF 91.52
医師は標準医療保険でカバーされない治療も実施できるが([[混合診療]])、患者に対して告知義務があり、患者はそれに疑問点があれば保険者に審査を求めることができる<ref name="ch-ins" />。
==民間保険==
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==医療機関==
* 公的:たとえば[[ジュネーヴ大学]]は2,350病床と8,300人のスタッフを抱え、年間50,000人の患者に対応する
* 一部民営:在宅診療アサービスは出産・小児・傷病・傷害・老年ケアなどに対応する
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