「フィギュア17 つばさ&ヒカル」の版間の差分

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{{出典の明記|date=2014年7月}}
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| タイトル = フィギュア17 つばさ&ヒカル
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| 脚本 = 米村正二
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| メカニックデザイン = 西中康弘
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|放送開始=[[2001年]][[5月27日]]
| 製作 = 「フィギュア17」製作委員会
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『'''フィギュア17 つばさ&ヒカル'''』(フィギュアセブンティーン)は、[[2001年]][[5月27日]]から[[2002年]][[5月26日]]まで13回にわたって[[アニメシアターX]] (AT-X) で放送された連続[[アニメ]]番組、またはおよびそれを元にした[[漫画]]・[[小説]]作品である。
 
== 概要 ==
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本作品における最も特徴的な点は、週1回の30分枠(正味約24分間)で放送されることが一般的な[[テレビアニメ]]番組において毎月1回(最終日曜日夜)の1時間枠(正味約46分間)で放送されたということである。毎回1時間枠で放送された連続テレビアニメ番組は[[1977年]]12月から[[1979年]]3月まで[[フジテレビジョン|フジテレビ]]で放送された『[[野球狂の詩]]』以来2作品目であり、本作品以降も[[2006年]]の『[[Project BLUE 地球SOS]]』、[[2008年]]の『[[Mnemosyne-ムネモシュネの娘たち-]]』(いずれもAT-X放送)、[[2010年]]の『[[刀語]]』([[フジテレビジョン|フジテレビ]]ほか放送)の3作しか例がない。画面も、[[デジタル放送]]への本格移行が始まる以前のテレビアニメとしては珍しい、16:9のいわゆる[[ビスタ・サイズ]]で制作されていた。また、本作品は主題歌を始めとする音楽関連分野に[[THE ALFEE]]が参加している。
 
これとは別に2002年[[1月11日]]から同年[[6月26日]]まで[[テレビ東京]]の深夜枠にて放送が行われた。これは30分枠に合わせてオリジナルの1回分を前後編に分割編集し、枠の都合による編集や同局の自主規制による若干のシーンの[[#補足|修正]]をしたものだった。画面も本来のビスタ・サイズの左右がカットされ4:3の[[スタンダード・サイズ]]になっていた。
 
なお、本作品はアニメ版の他、[[中平凱]]によるコミック版と[[米村正二]]による小説版がそれぞれ[[メディアワークス]]から出版されている。
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=== 企画 ===
ジェンコからOLMに持ち込まれた企画段階の内容では、地球が滅亡の危機に瀕しており疫病も蔓延しているというような世紀末的なイメージのものだったが、高橋がその内容に難色を示し、主要な要素を残して大幅にリセットされた。「双子の少女がロボットに乗って戦う」という要素は当初からの企画の根幹として残ったが、他の部分に関しては初期の原形を留めていない。リセット後も内容には紆余曲折があり、当初はよりコメディ的な内容が目指されていたり、つばさとヒカルのポジションが逆でつばさの方がロボットという設定だったり、黒田がより積極的にストーリーに関与していたが、様々な意図や要請により、最終的には放送されたようなものとなった<ref>DVD第12・13巻付録冊子内の高橋ナオヒト・千羽由利子インタビューより</ref>。
 
企画初期には、本作に[[今川泰宏]]や[[きむらひでふみ]]が参加していたが、実制作の時点では離脱、制作クレジットには、「協力」として今川やきむらの名が残っている。「一人の人間が性格の違う複数の人間に分裂する」というアイデアは翌年の今川の監督作品『[[七人のナナ]]』、「主人公とその写し身的存在の2人の少女が主軸」という点はきむらが2004年にシリーズ構成を担当した『[[うた∽かた]]』と共通する。
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: D・Dが携帯していたリベルス<ref>[[宇宙人]]が使用する金属生命体兵器で、高度な知能と状況分析力を持った戦闘服のような役割を担う。普通のリベルスは[[液体]][[バイオテクノロジー|バイオ]][[カプセル]]のようなものである。</ref>が何らかの理由でつばさと瓜二つに変身して生まれた少女。生まれる際につばさの全ての記憶を引き継いでいるが、性格は明朗快活で楽天的と正反対である。なお、ヒカルの名は自分でつけたものである(最終話において、その由来が明らかになる)。
: D・Dの記憶操作により、周りにはつばさとは双子の姉妹だと思われている。
:* ネーミング及び性格設定について、歌手の[[宇多田ヒカル]]をモデルにしている<ref name=VOL12>DVD第12巻付録冊子内の高橋ナオヒト・千羽由利子インタビューより</ref>。
:
; フィギュア17
: 声 - 無し
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:* キャラクター造形では「コミカルな[[金城武]]」がイメージされている<ref name=VOL12 />。
:* 小説版では、地球人としての偽名を'''段田大輔'''と名乗っている。
:
; オルディナ
: 声 - [[井上喜久子]]
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== テレビ東京での表現規制について ==
[[テレビ東京]]は[[ポケモンショック]]による騒動以降、外部からの批判を未然に防止するため、アニメにおける表現などについて極端に厳格な内部基準を設け、それに少しでも抵触するアニメの映像には修正を行っ施してい。これがいわゆる「テレビ東京の自主規制」である。
 
『フィギュア17』においてこの自主規制に抵触するとされた部分はヒカルが生まれたシーンと入浴シーンである。これはどちらも裸の女性が出てくるという点だけで規制対象とされた。修正は不自然なカットやフレームアウト(画面の外に追い出してしまうこと)によって行われ、作品に若干の不自然さを残すことになった。
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{{前後番組
| 放送局 = [[テレビ東京]]
| 放送枠 = [[テレビ東京平日深夜アニメ枠|金曜27:0510枠]](2002年1月 - 3月)
| 番組名 = フィギュア17 つばさ&ヒカル<br />(2002年1月11日 - 2002年3月29日)
| 前番組 = [[バビル2世]](第2作)<br />(2001年10月5日 - 2001年12月28日
| 次番組 = [[プレミアMelodiX!|MelodiX!]]<br />(2002年4月5日 - 2002年9月27日)<br />※27:05 - 27:35、火曜26:25枠から移動<hr />深夜映画<br />(2002年4月5日 - 2002年9月27日)<br />※27:35 - 翌5:25、金曜27:40枠から移動
|次番組=[[月刊MelodiX!|Melodix!]]
| 2放送局 = テレビ東京
| 2放送枠 = [[テレビ東京平日深夜アニメ枠|水曜26:35枠(2002年4月 - 6月)]]
| 2番組名 = フィギュア17 つばさ&ヒカル<br />(2002年4月3日 - 2002年6月26日)
| 2前番組 = [[YAZAWA魂]]<br />(2002年1月9日 - 2002年3月27日)<br />※26:25 - 26:5526:55、木曜深夜24:55枠へ移動<hr />[[音流〜On Ryu〜|音楽的流行]]<br />(2001年10月3日 - 2002年3月27日)<br />※26:55 - 27:25、水曜27:05枠へ移動
| 2次番組 = [[熱血電波倶楽部]]|<br />(2002年7月3日 - 2002年12月25日)
}}