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フランス北西部の[[ルーアン]]近くの[[ラ・ブイユ]]の当時村長の家に生まれた。パリに出て劇作家になろうとしたが成功せず、小説家となった。新聞連載後刊行という形で生涯60編あまりの長編小説を発表した。現在知られている代表作は『[[家なき子]]』''Sans famille''(1878年)で、[[児童文学]]の古典として知られる。また姉妹編の『[[家なき娘]]』''En famille''(1893年)や、最初に児童向けに書いた『[[ロマン・カルブリス物語]](海の子ロマン)』''Romain Kalbris''(1867年)も人気があり日本でも翻訳され紹介されたが、大半の大人向けに書かれた小説は日本では全く知られていない。
 
==邦訳==
*『海の子ロニイ』[[大木惇夫]]訳 童話春秋社 1940
*『海の子のマロン』[[宮山栄]]訳 第一書房, 1941
*『海の子ロマン』[[池田宣政]]著 講談社 1953
*『海の子ロニイ』[[酒井朝彦]]編著 保育社 1957
*『ロマン・カルブリス物語』[[二宮フサ]]訳 偕成社文庫 2006
 
== 外部リンク ==