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Tahuantinsuyo (会話 | 投稿記録)
第3次イタリア独立戦争について加筆
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ロンバルド=ヴェネト王国を加筆
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ヴェネト州の歴史は他の北部イタリアの州と共通している。古代にはインド・ヨーロッパ語族に属する言語を話すウェネティイ族が居住し、ヴェネトの名はこの民族に由来する。[[ローマ帝国]]の支配が及ぶようになった後も、[[ゴート族]]や[[ランゴバルド人|ランゴバルト族]]が流入し、ローマ帝国をなやませた。東西にローマ帝国が分かれた後は、一時期ラヴェンナなどと同様、東ローマ帝国の勢力下にあった。
 
この地方に位置する都市ヴェネツィアは都市国家[[ヴェネツィア共和国]]として、アドリア海の海上交通を掌握し、ラグーナによって陸からの進攻から比較的安全だったこともあり、中世を通じて独立を保ち、イスラム圏とヨーロッパの中継貿易により、海上国家として繁栄した。最盛期にはパドヴァや[[ベルガモ]]などの内陸の都市を勢力下におくだけでなく、[[キプロス島]]、[[クレタ島]]なども領有して栄えた。しかし[[ナポレオン・ボナパルト]]に攻略されてヴェネツィアは滅び、後に条約により[[ベルギー]]の領有権と交換に[[オーストリア]]領[[ロンバルド=ヴェネト王国]]となった。
 
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