「ミクロトーム」の版間の差分

 
==動作原理==
基本的な動作は、試料を繰り出し、[[超硬合金]]や[[ダイヤモンド]]製の刃を滑らせて切り出すことにより行われる。かつては[[砥石]]で研いで繰り返し使う[[鋼鉄]]製の刃が主流だったが、今日では研ぐ技術を持つ技術者が少なくなったこともあり、使い捨ての刃が主流になっている。刃の動作によって、回転式と滑走式に大きく分類されている。刃が固定され試料が上下方向に動く物が回転式、試料が固定され刃が前後方向に動く物が滑走式と呼ばれ、小さな面積の連続切片を作るには前者、広い面積の切片を作るには後者が用いられる。
 
薄切時の駆動装置方式には手動式のものと電動式のものとがある。医学病院の検査など多量にルーチンワークをこなす場合、電動では滑走のもの主流であり、回転式は大学・企業・研究室などで主に用いられている。
 
また、水を多量に含む柔らかい試料や崩れやすいサンプルを切り出す場合、[[パラフィン]](ろう)や[[合成樹脂]]を用いて試料を固め、切りやすくする。この処理のことを'''埋'''(ほうまい)と呼ぶ。
 
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