「中華人民共和国主席」の版間の差分

[[1949年]][[10月1日]]の中華人民共和国建国の当初、国家元首の職権を行使したのは'''中央人民政府委員会'''であった<ref>江（2012年6月）、144ページ。</ref>。同委員会は、対外的には中国を代表し、体対内的に国家政権を指導する機関と定められ（中華人民共和國中央人民政府組織法第4条）、条約の批准や[[政務院総理]]の任免、大赦・特赦の発布、などの権限を有した（組織法第7条）。

[[9月30日]]の[[中国人民政治協商会議]]第1回全体会議において[[毛沢東]]が'''中央人民政府主席'''に選出され<ref name=xinhua19491001>「[http://news.xinhuanet.com/ziliao/2004-10/11/content_2075730.htm 中国人民政协第一届全体会议胜利闭幕　毛泽东当选中央人民政府主席　朱德刘少奇宋庆龄李济深张澜高岗当选副主席　中央人民政府委员会委员五十六人亦已选出]」『人民日報』1949年10月1日第1版</ref><ref name=rmzxb1949>[http://www.rmzxb.com.cn/zt/zx65zn/zzx/yjzx/379443.shtml 第一届政协大事记1949年]</ref>、翌10月1日に就任したが<ref name=rmzxb1949 />、。中央人民政府主席の権限は「中央人民政府委員会の会議を主宰し、併せて中央人民政府委員会の活動を指導する」（組織法第8条）と定められていた。