「ミッドウェイ (1976年の映画)」の版間の差分

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:* 「Japanese Navy」を日本海兵隊と表示<ref>日本国にはいまだかって軍事用語としての「[[海兵隊]]」(英語では「[[Marines]]」)にあたる組織が存在したことは無い。また日本語としても「海軍の軍人」あるいは「海軍の兵隊」という一般語をスラングも含めて「海兵隊」と呼んだり表現する習慣は無い。日本語訳の適選性としても表現としても全く的外れな表現に当たる。</ref>。
:* 友永[[大尉]](Lieutenant Tomonaga)を「友永副官」または「友永副長官」と表記<ref>日本海軍の[[友永丈市]]大尉は当時ミッドウェイ島攻撃隊の総指揮官([[航空母艦|空母]][[飛龍]]の飛行隊長)として参戦(本来予定の[[淵田美津雄]]中佐が体調不良のため急遽抜擢)した。「Lieutenant」は海軍においての階級は「[[大尉]]」であるが、役職名としての「分隊長」(転じて「副隊長」「[[副官]]」)としての意味もある。海戦当日は終始攻撃隊総指揮官としての任に当たっていたので、当時シーンで友永丈市大尉を「副官」ましてや「副長官」などと呼ぶことは史実における慣習としてもありえない。明らかな誤訳になる。</ref>。
:* 「Tomonaga plane」を「友永の戦闘機」と表示<ref>兵器を搭載した飛行機全般を「戦闘機」と表現する広義の用法は存在する。しかしながら、一般的に軍事記録・軍事は背景にある場合の表現では、「戦闘機」は機種の一つとして用いる。戦友永大尉の搭乗機は艦上攻撃機であるので、こういうケースで「戦闘機」と訳したり表現のは誤訳に当た等しいほど紛らわしさを見る側に与える。</ref>。
:* 黒島参謀(「Captain Koroshima」、当時は大佐)を「黒島大将」と表記<ref>「Captain」には階級としての大将の意味はないので誤訳。</ref>。
:* 「近藤・細萱両海軍中将」を「近藤・細萱両海軍隊長」と表記<ref>「Admiral」には「隊長」の意味はないので語訳というより単なる誤記の可能性が大きい。</ref>。