「行動主義心理学」の版間の差分

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{{Otheruses|[[心理学]]における行動主義 (behaviorism) |[[政治学]]における行動論主義 (behavioralism) |行動論主義}}
{{出典の明記|date=2012年1月|ソートキー=学}}
{{心理学のサイドバー}}
'''行動主義'''(こうどうしゅぎ、[[英語]]:behaviorism)は[[心理学]]のアプローチの1つで、内的・心的状態に依拠せずとも[[科学的方法|科学的]]に[[行動]]を研究できるという主張である。行動主義は、[[唯物論]]・[[機械論]]の一形態であると考えられ、あたかも[[ブラックボックス]]のような外からは観察ができない[[心]](mind) (mind) の独在を認めていない。
多くの行動主義者に共通する1つの仮説は、“[[自由意志]]は[[錯覚]]であり、行動は[[遺伝学|遺伝]]と[[環境]]の両因子の組み合わせによって決定されていく”というものである。
 
[[20世紀]]、[[精神分析学]]のムーブメントと同時期に、行動主義学派は心理学に浸透した。
 
行動主義に影響を与えた主な人物には、
* [[条件反射]]を研究した[[イワン・パブロフ]]
* [[試行錯誤学習]]を研究した[[エドワード・ソーンダイク]]
* [[内観]]法を破棄し、心理学の[[実験心理学|実験法]]を問い直した[[ジョン・ワトソン (心理学)|ジョン・ワトソン]]
* 行動主義に[[プラグマティズム]]的な[[倫理学|倫理]]的基点をもたらし、[[オペラント条件づけ]]の研究を先導した[[バラス・スキナー]]
 などがいる。
 
== アプローチ ==
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現在でも、方法論的行動主義は殆どの[[実験心理学]]者が採用する立場となっており、心理学の主流となっている[[認知心理学]]の研究者たちの殆どもこの立場を取っている。
 
== バラス・スキナーと徹底的行動主義 ==
スキナーは、体系化された行動主義哲学を構築した理論家・実験家・実践家である。彼の構築した行動主義哲学は、[[徹底的行動主義]]と呼ばれている。そして、その哲学と共に、彼は[[行動分析|行動分析学]]という新しいタイプの科学を作りだした。
 
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== 関連項目 ==
* [[行動療法]]
 
== 外部リンク ==