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'''真剣師'''(しんけんし)とは、賭け[[将棋]]、賭け[[麻雀]]
==概要==
[[将棋]]や[[囲碁]]、[[すごろく|盤双六]]といったゲームでは古くから賭博
こういった賭け事にはイカサマがつきものであり、「[[麻雀の不正行為|牌を
現在の日本では賭け事が法律で禁じられており、この手も賭け事も以前ほどは盛んではないため真剣師はほとんど存在しないとされる。一方、海外の一部では[[バックギャモン]]などで気軽に賭け事が行われているため、相手をする真剣師も多数存在する。
==麻雀の真剣師==
かつて「裏プロ」だったという人物には[[阿佐田哲也]]、[[桜井章一]]、[[荒正義]]が挙げられ、荒は「最後の裏プロ」というキャッチフレーズを持つ。こういった裏プロの世界を虚実交えて描いた作品も
==囲碁の真剣師==
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==将棋の真剣師==
いわいる[[将棋指し]]が現れたのは[[室町時代]]後期とされるが、将棋の真剣師がいつごろ現れたかは定かではない
しかし取り締まりが厳しくなった社会背景もあり、[[昭和]]50年代には真剣師はほとんどいなくなったものと推測されている。「最後の真剣師」と言われた大田学が真剣師廃業を決意し、最後の記念に[[朝日アマ名人戦]]に出場、63歳で優勝したのがちょうどその頃である。
==チェス==
[[Image:Washington Square Park Chess Players by David Shankbone.jpg|thumb|相手を待っている者。話しかけると真剣に応じてくれる([[ワシントン・スクエア公園]]、2007年)]]
チェスには将棋や囲碁のようなプロ制度が無く、大半の選手は書籍の執筆やコーチで生計を立てているが、それ
アメリカ(一部州)やイギリスなど賭け事が禁止されていない国の都市部では、公園や喫茶店などでチェスの真剣が気軽に行われており、その相手で金を稼ぐ真剣師も多い。
かつて(2000年代前半まで)アメリカの公園では真剣チェスがよく見られたが、金銭トラブルからの喧嘩や長時間テーブルを占拠するなどの迷惑行為が多かったため、現在では公共スペースでの賭行為を禁止した自治体も多い。しかしワシントン・スクエア公園のように客待ちの真剣師が減らなかったため、テーブルを撤去した公園もある。
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映画『[[ボビー・フィッシャーを探して]]』では、[[ワシントン・スクエア公園]]を根城にするホームレスの真剣師が著名なプレイヤーを手玉に取ったり、公園を訪れた主人公と「賭け事禁止」の看板の前で真剣をやるシーンがある。
<!--[[コードギアス 反逆のルルーシュ]]』では、主人公ルルーシュが"暇潰しに"と富豪のブリタニア人に対して実際に金銭を賭けた賭けチェスをし、見事に勝利するシーンが存在するが、ルルーシュ曰く、「小遣い稼ぎ」との事。--->
==その他のゲーム==
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