「放射性炭素年代測定」の版間の差分

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=== 炭素14の由来 ===
大気上層で高エネルギーの一次[[宇宙線]]によって生成された二次宇宙線に含まれる[[中性子]]と[[窒素]][[原子核]]の衝突から、年間7.5キログラム<ref>[[#アリソン 2011|アリソン 2011]] pp.70-71</ref>程度生成される。また、核実験や核燃料の再処理によっても大気中に放出されている<ref>[http://www.cnic.jp/modules/radioactivity/index.php/3.html 炭素-14] 原子力資料情報室</ref>。生成された炭素14は直ちに酸素と結合し二酸化炭素になり、大気中に拡散する。但し、生成量の年変動は約30%と想定されているが海洋などとの交換により0.6%程度にまで小さくなる<ref>{{PDFlink|[http://www.icrr.u-tokyo.ac.jp/ICRR_news/ICRRnews41.pdf ICRRニュース No.41 2000.8.1] 東京大学宇宙線研究所}}</ref>
:<math>n + \mathrm{^{14}_{7}N} \rightarrow \mathrm{^{14}_{6}C} + p</math>