「サンルーフ」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
Prism11 VYB05736 (会話 | 投稿記録) リンク |
|||
1行目:
'''サンルーフ'''
{{Double image aside|right|Nissan-Presage axis-u30 1998-sunroof close.jpg|180|Nissan-Presage axis-u30 1998-sunroof open.jpg|180|チルトアップ式&スライド式(前席)とスライド式サンルーフを備えるミニバンの例([[日産・プレサージュ]])<br />左が閉じた状態、右が開いた状態。}}
[[
== 解説 ==
サンルーフは多様な構造と形態が考案されており、メーカーにより様々な呼称が用いられている。[[乗用車]]に装着されることが多いが、[[観光バス]]に装着される例もある。[[アメリカ合衆国|アメリカ]]の高級車市場では、本[[
日本では[[1972年]]([[昭和]]47年)に、マルエヌが[[アメリカ合衆国|米国]]のDAS
== 構造 ==
=== 動作 ===
==== チルトアップサンルーフ ====
[[
ヒンジで開閉するサンルーフ。採光と換気が主目的で開口面積は比較的小さく、開放時には後方が上部に張り出す。主として前席の頭上に装着される。
{{-}}
==== スライディングサンルーフ ====
天窓部を、屋根の上か屋根と天井の間にスライドさせることで開放するもの。前者では、上述のポップアップ構造を併せ持つ場合も多い。現在
{{-}}
==== パノラマウインドウ ====
[[
{{-}}
=== 材質 ===
=== 外板共材 ===
[[鋼板|スチール]]、[[アルミニウム|アルミ]]、[[繊維強化プラスチック|FRP]]など、車体外板と同じ材質のもの。閉めた状態での視界と採光は
=== ターポリン/キャンバス ===
30行目:
=== ガラス ===
[[
[[ワンボックスカー]]や[[ミニバン]]では、サンルーフのバリエーションとして屋根の肩の部分をガラス張りにしたものも存在する。この場合はガラス部分にサンシェードが備わる。運転席のポップアップサンルーフと組み合わせることが多い。
42行目:
*[[三菱・ブラボー]](2代目):スーパーエアロルーフ
※いずれの車種も
{{-}}
[[
以下の車種はルーフの開閉機能は装備されていない。その代わりに開口部を大きく取った物が多い。
===== 現行車種 =====
77行目:
== 問題点 ==
* 重量の増加
** 天井に構造物が加わることで、車重が増加する。また
* 剛性の低下
** 開口部が形成されることで、ねじれ[[剛性]]が低下すると言われる場合がある。ただ、それ相応の補強がなされている場合もあり、一概には言えない。
85行目:
** サンルーフ窓枠のゴム(ウエザーストリップ)の品質の不良や経年劣化により、雨水が漏れてくる場合がある。前述のボディ剛性低下に起因するボディの不可逆的なねじれにより、合わせ面の立付不良が生じて雨漏りとなる場合もある。
* 安全性
** 走行中にサンルーフから身体を出す
***もっとも日本の法律ではそもそも全席[[シートベルト]]/[[チャイルドシート]]を使用しなければならないことを考えると、サンルーフから顔を出せる状態であること自体が違法状態にあると考えられる。加えてマニュアルなどでも走行中に身体を出すなと明記されていることが多いため、この手の事故はユーザーの自己責任といえる。
** 電動で開閉できる場合、手や指の挟み込みには注意を要する。現在のものは、障害物の感知により動作が停止か反転する安全機能が付いている。
92行目:
== 後付けサンルーフ ==
後付けサンルーフとは、新車[[生産]]時ではなく、車が[[市場]]に出た後で取り付けるためのサンルーフのことをいう。[[1995年]]([[平成]]7年)の[[規制緩和]]により、サンルーフを後付けしても[[改造車#構造等変更検査 |構造変更手続き]]が原則不要になった。日本では[[ベバスト
== 脚注 ==
105行目:
{{Car-stub}}
{{自動車}}
{{
[[Category:自動車の形態]]
[[Category:自動車工学]]
|