「音響監督」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
編集の要約なし
4行目:
| 独自研究 = 2014年11月
}}
'''音響監督'''(おんきょうかんとく)とは、主に[[アニメーション]]や[[ゲーム]]などの作品において音声面の演出を行うスタッフの事。録音監督とも呼ばれる。便宜上、外画と総称する外国語[[映画]]、[[海外ドラマ]]、海外[[アニメーション]]等の[[日本語]][[吹き替え]]版の[[演出家]]についても本記事で言及する。別名で「'''録音監督'''」「'''音響演出'''」と呼ばれる。
 
[[日本]]独自の職種であり、[[アメリカ]]では似たような役職に「サウンドスーパーバイザー」「ミュージックスーパーバイザー」などがある。
 
== 音響監督の始まり ==
19 ⟶ 21行目:
また音響制作費の予算管理も行い、制作会社から提示された金額で録音スタジオ使用料、音楽・効果音の制作費などを管理する。
 
[[東映アニメーション]]の場合は音響監督制度を敷いておらず「'''キャスティング''' (演技事務)」「'''選曲'''」に分かれ各話絵コンレビアニメでは・演出担当演出者が音響監督の作業も兼ねるのが通例である<ref>『すごい!アニメの音づくりの現場』pp.195,254</ref>。そのため、シリーズとしての統一感をもたらすためミキサーが各話演出に助言して、事実上ミキサーが音響監督的な役割を果たしている<ref>『すごい!アニメの音づくりの現場』pp.195,254,274</ref>。なお、2014年からは東映アニメーションでも音響監督を取り扱うようになった。
 
一部のアニメーション監督は、自ら音響監督若しくはアフレコ演出も兼任する場合がある。また音響監督の仕事のうち収録の際に声優への演技指導のみを行う、アフレコ演出も存在する。<ref>『すごい!アニメの音づくりの現場』p.112</ref>。