「需要と供給」の版間の差分

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'''需要'''(じゅよう)とは、[[財]]に対する'''購買力の裏づけのある'''欲望。
 
消費者側の「買いたい」という意欲。価格と需要量の関係を図示したのが'''需要曲線'''で、一般に右下がりの曲線である。これは価格が上がるほど需要量が減少することによる
価格と需要量の関係を図示したのが'''需要曲線'''で、一般に右下がりの曲線である。これは価格が上がるほど需要量が減少することによる。
 
これに対し、同じ価格に対応する需要量が増大して需要曲線そのものが右方に移動する(シフト)ことは、需要(需要量 ではない)の増大といわれる。
'''供給'''(きょうきゅう)とは、[[財]](物品)や[[サービス]]を提供しようとする経済活動。
 
生産者側の「売りたい」という意欲。価格と供給量の関係を図示したのが'''供給曲線'''で、一般に右上がりの曲線である。これは価格が上がるほど供給量が増大することによる
価格と供給量の関係を図示したのが'''供給曲線'''で、一般に右上がりの曲線である。これは価格が上がるほど供給量が増大することによる。
 
これに対し、同じ価格に対応する供給量が増大して供給曲線そのものが右方に移動することは、供給(供給量
 
また、[[最低賃金]]を設定することは労働市場で労働が供給過剰になったとき賃金を下げることができず[[失業]]を生む原因となる。
 
[[経済学者]]の[[スティーヴン・ランズバーグ]]は「原油価格が法律によって管理されれば、末端のガソリン価格は下がるどころか上がる。小売価格が間接的に管理されれば、精製業者が供給するガソリンの量(供給)は減るため、消費者が買うガソリン価格は上がるのは当然である」と指摘している<ref>スティーヴン・ランズバーグ 『ランチタイムの経済学-日常生活の謎をやさしく解き明かす』 日本経済新聞社〈日経ビジネス人文庫〉、2004年、196-197頁。</ref>。
 
===価格の硬直性===
 
=== 物価と価格について ===
{{see also|価格#相対価格と一般物価}}
[[ミクロ経済学]]におけるP([[価格]])と[[マクロ経済学]]におけるP([[物価]])は、根本的に別の概念である。前者は個々の財の相対価格を表すものであるのに対し、後者は個々の財の価格を全体として平均した集計量としての物価水準を表すものである。<!--以下、価格の項目に移動-->
 
経済学者の[[クヌート・ヴィクセル]]は、名目価格('''一般物価''')の変動が、'''相対価格'''の変動とは根本的に異質な現象であることを発見した<ref>日本経済新聞社編 『経済学の巨人 危機と闘う-達人が読み解く先人の知恵』 日本経済新聞社〈日経ビジネス人文庫〉、2012年、35頁。</ref>。
 
[[ミクロ経済学]]におけるP([[価格]])と[[マクロ経済学]]におけるP(P([[物価]])は、根本的に別の概念である。前者は個々の財の相対価格を表すものであるのに対し、後者は個々の財の価格を全体として平均した集計量としての物価水準を表すものである。<!--以下、価格の項目に移動-->
 
==曲線のシフト要因==<!--スティグリッツ入門経済学--->