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'''インターネット電話'''(インターネットでんわ、{{Lang-en-short|[[:en:Internet phone|Internet phone]]}})は、[[IP電話]]のうち特に、電話網として[[インターネット]]を用いるものを言う。PC([[パーソナルコンピュータ]])同士で通話するものが多いが、一般または専用の[[電話機]]が使えるサービスもある。[[IP電話]]、[[VoIP]]の項も参照のこと。
 
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[[2000年]](平成12年)前後より、インターネット電話から、[[固定電話]]や[[携帯電話]]などに発信できるようなサービスも普及した。また、[[プロバイダ]]フリーのIP電話など、一般または専用の[[電話機]]が使えるサービスも出始めた(次項参照)。
 
ただ、通信経路上にインターネットがあるIP電話サービスには、サービス品質上、IP電話番号(050)の付与は認められないことになっているため、他の電話網から着信できるようなサービスは、[[日本]]国内ではほとんど出ていなかった。
 
平成14年総務省令第70号により、050番号付与に掛かる品質要件が規定され<ref name="050qos">http://www.soumu.go.jp/main_content/000158162.pdf</ref>、さらにアクセス回線として[[ブロードバンドインターネット接続|ブロードバンド]]が普及し、品質要件を満たせるものについては050番号を付与したインターネット電話サービスが開始された。それによりインターネット電話でも他の電話網との発着信ができるようになった。
その後、日本国内では、IP電話(電話番号《050》の割り当てにより公衆網などからの着信が可能となり、通常の[[電話機]]を使えるようになった)の普及により、[[インスタントメッセンジャー]]から発信するサービスが終了になるなど、日本国内では[[商業]]ベースの[[電気通信役務|サービス]]としては下火になっている。
 
050付与インターネット電話サービス開始と前して、日本国内では、IP電話<ref>(電話番号《050》の割り当てにより公衆他の電話網などからの着信が可能となり、通常の[[電話機]]を使えるようになった)</ref>の普及により、[[インスタントメッセンジャー]]から発信するサービスが終了になるなど、日本国内では[[商業]]ベースの[[電気通信役務|サービス]]としてはいったん下火になっている
だが、最近では[[Skype]]のように面倒な契約や難しい設定等をせずに気軽にインターネット電話・[[#ボイスチャット|ボイスチャット]]が出来るソフトが開発され、一部では再燃が見られる。[[2005年]](平成17年)現在では[[携帯電話]]や[[携帯情報端末|PDA]]、[[ニンテンドーDS]]といった[[無線LAN]]が内蔵された機種でもボイスチャットが出来るソフトを開発中である。[[2006年]](平成18年)より、(日本を除く)[[アメリカ合衆国|米国]]ほか数カ国でYahoo!メッセンジャーから公衆網間と発着信可能なサービスを開始予定。
 
だがその後最近では[[Skype]]のように面倒な契約や難しい設定等をせずに気軽にインターネット電話・[[#ボイスチャット|ボイスチャット]]が出来るソフトが開発されたり[[スマートフォン]]等の普及によりSkypeのほか[[LINE]]、[[050plus]]などのサービスも開始され、他の電話網との発着信も一部では再燃が可能になるなど普及をられている。<!--[[2005年]](平成17年)現在では[[携帯電話]]や[[携帯情報端末|PDA]]、[[ニンテンドーDS]]といった[[無線LAN]]が内蔵された機種でもボイスチャットが出来るソフトを開発中である。[[2006年]](平成18年)より、(日本を除く)[[アメリカ合衆国|米国]]ほか数カ国でYahoo!メッセンジャーから公衆網間と発着信可能なサービスを開始予定。--><!--任天堂やYahooメッセンジャーについては動向不明、未調査-->
 
== プロバイダフリーのIP電話 ==
どの[[インターネットサービスプロバイダ|プロバイダ]]回線でも利用できるIP電話サービス。性質上、インターネット接続が有りさえすれば、[[Wi-fi]]や[[無線アクセス]]接続経由であっても、また国外であっても設置または利用できる(サービスによる)。
 
前述の通り、通信経路上に[[インターネット]]があるIP電話サービスには、サービス品質上、IP電話番号(050番号)の付与は認められな<ref name="050qos"/>が難しかったが、050番号の発着信をIP電話事業者上のIP電話サーバで扱、当該サーバと利用者との間でインターネット電話的に[[VoIP]]接続することにより、050番号っているら(ユーザ末端において)プロバイダフリーのIP電話(050付与)としてサービスは、必然的にこ提供さるよう該当するなった
 
だし、050番号一部発着信をIP電話事業者上のIP電話サーバ扱い、当該サーバと利用者との間でインターネット電話的に[[VoIP]]接続することにより、050番号ながら(ユーザ末端において)プロバイダーフリーとしているサービスも一部にある。また、IP電話事業者が固定電話の電話番号(0AB〜J番号。市外局番[[特別区|03]]や[[大阪市|06]]などの番号)を確保し、着信を転送して[[電話網|公衆網]]とIP網を接続することにより、世界のどこからでも03番号で着信できるサービスも存在する。
 
== アプリケーション ==
=== ボイスチャット ===
単に「ボイスチャット」と呼ぶ場合は、[[インスタントメッセンジャー]]の付加機能としての、音声による[[チャット]]のことを指し、電話網でのIP電話と区別することが多い。同じメッセンジャー内に限られるものの、多人数での同時ボイスチャットも可能。PCだけでなく、[[ゲーム機|家庭用ゲーム機]]での利用が可能な機種もある。
 
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[[Bluetooth]]技術を応用した、ワイヤレス・ヘッドセット製品も存在する。
 
=== ビデオチャット ===
ビデオチャット({{lang-en-short|[[w:Videochat|Videochat]]}})は、ボイスチャットに、[[ウェブカメラ]]によるリアルタイム画像伝送機能を実装したもの。[[ビデオ通話]]、または、[[ビデオコール]]({{lang-en-short|[[w:Video call|Video call]]}})とも呼ばれる。
ボイスチャットが通常は電話網へ通話できないのと同じように、ビデオチャットから(電話網上の)テレビ電話へ接続することは通常はできない。画像の伝送が伴うため、複数人でのテレビ会話ができなかったり、5人まで(Xboxビデオチャット)などといった人数制限があったりする。
 
なお、一部のサービス事業者ではビデオチャットを(電話網上でない)「テレビ電話」と表現する事もある。
 
=== Skype等の展開 ===
ボイスチャット、ビデオチャットはPC等の情報機器のアプリケーションと言う形態であったが、[[Skype]]の登場により、[[薄型テレビ]]や[[ゲーム機]]に搭載されるケースも出てきた。
 
=== スマートフォンの普及 ===
[[スマートフォン]]の普及により[[スマートフォン#アプリケーション|スマートフォン上のアプリケーション]]で動作するインターネット電話が普及してきた。([[Skype]]、[[LINE]]、[[050plus]]等)
 
==主要アプリケーション==