「朝鮮語の正書法」の版間の差分

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竹庵 (会話 | 投稿記録)
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周時経学派は1921年に朝鮮語研究会を創設し、その所属学者は朝鮮総督府の正書法整備事業にも深く関与していたが、1931年には朝鮮語学会を創設し、1933年に現行の正書法の基礎となる「[[朝鮮語綴字法統一案]]({{lang|ko|한글 맞춤법 통일안}})」を作成した。この正書法は[[形態音素]]論的な観点に立ち、形態主義的な表記法を徹底させたものであった。同時にこの正書法では[[朝鮮漢字音|漢字音]]の表記、分かち書き、句読法についても明文化されている。「朝鮮語綴字法統一案」はその後、1940年、1946年、1948年に一部が改訂され、分断後の南北朝鮮に受け継がれていく。なお、朝鮮語学会は、1940年に「外来語表記法統一案」も作成している。
 
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ファイル:Gazette of Government-General of Korea, 1910-08-29, page 17.png|1910年、[[韓国併合]]の際に発出された詔書の朝鮮語訳。
ファイル:Gazette of Government-General of Korea, 1910-08-29.png|詔書の原文(日本語)。『[[朝鮮総督府官報]]』より。
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=== 南北分断後 ===