「吸血鬼ドラキュラ (1958年の映画)」の版間の差分

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|脚本=[[ジミー・サングスター]]
|原作=[[ブラム・ストーカー]]
|製作=[[アンソニー・ハインズ]]
|製作総指揮=[[マイケル・カレラス]]
|出演者=[[ピーター・カッシング]]<br />[[クリストファー・リー]]<br />[[マイケル・ガフ]]
|音楽=[[ジェイムズ・バーナード (作曲家)|ジェームズ・バーナード]]
|主題歌=
|撮影=[[ジャック・アッシャー]]
|編集=[[ビル・レニー]]
|製作会社=[[ハマー・フィルム・プロダクション]]
|配給={{flagicon|JPN}} 東和
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| colspan="2" | アーサー・ホルムウッド || [[マイケル・ガフ]] || [[外山高士]]
|-
| colspan="2" | ミナ・ホルムウッド || [[メリッサ・ストリブリング]] || [[能瀬礼子]]
|-
| colspan="2" | ジョナサン・ハーカー || [[ジョン・ヴァン・アイゼン]] || [[矢島正明]]
|-
| colspan="2" | ルーシー || [[キャロル・マーシュ]] ||
|-
| colspan="2" | ゲルダ || [[オルガ・ディッキー]] || [[麻生美代子]]
|-
| colspan="2" | タニア || [[ジャニーナ・フェイ]] ||
|-
| colspan="2" | ドクター・セワード || [[チャールズ・ロイド・パック]] || rowspan="2" | [[辻村真人]]
|-
| colspan="2" | 葬儀屋 || [[マイルス・マルソン ]]
|-
| colspan="2" | 女吸血鬼 || [[ヴァレリー・ガウント]] || [[来宮良子]]
|-
| colspan="2" | 警官 || [[ジョージ・メリット]] || [[大宮悌二]]
|-
| colspan="2" | インシュタット通行所の官吏 || [[ジョージ・ベンソン]] ||
|-
| colspan="2" | その他 || ||[[宮内幸平]]<br />[[古谷徹]]
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== スタッフ ==
*監督:[[テレンス・フィッシャー]]
*脚本:[[ジミー・サングスター]]
*製作:[[アンソニー・ハインズ]]
*製作総指揮:[[マイケル・カレラス]]
*製作補:[[アンソニー・ネルソン=キーズ]]
*原作:[[ブラム・ストーカー]]
*音楽:[[ジェイムズ・バーナード (作曲家)|ジェームズ・バーナード]]
*撮影:[[ジャック・アッシャー]]
*美術:[[バーナード・ロビンソン]]
*編集:[[ビル・レニー]]
*スタント:[[ノッシャー・パウエル]]
*制作:[[ハマー・フィルム・プロダクション]]
*日本語字幕翻訳(DVD):林完治
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原作でヘルシングとともにドラキュラに立ち向かう2人の仲間、ジャック・セワード、キンシー・モリスの内、モリスは登場せず、セワードはルーシーの主治医として僅かに登場するが、ドラキュラと闘う事はない。原作でセワードが行っていた蓄音機による日記はヘルシングが受け継いでいる。また本作ではアーサーの妹がルーシー、妻がミナとなっているが、原作ではルーシーはアーサーの婚約者、ミナはジョナサン・ハーカーの婚約者であり後の妻である。この変更はハーカーの死亡で役の重要性が変化したことによると思われる。
 
== 日本公開版 ==
日本で初公開されたバージョンには、オリジナルには無いカットが含まれていた。
現在確認されている物では、ラストのドラキュラが滅びるシーンで、ドラキュラの体が灰になっていくカットが長くなっていたり、リーの顔に特殊メイクを施したカットが挿入されている(オリジナルは、灰になったダミーヘッドのみ)<ref name="ドラキュラ">『モンスタージン』創刊号、p18、[[キャッスルカンパニー]]発行</ref>。
また、ドラキュラがミナの寝室で彼女の血を吸うシーンでも、日本版のみのカットがある<ref name="ドラキュラ"/>。
特殊メイクのカットは、特殊効果の[[シドニー・パーソン]]が本編撮影終了後に、別撮りしたものである<ref>『モンスタージン』創刊号、p10</ref>。テレンス・フィッシャーは別バージョンの存在について「撮った覚えが無いよ」と発言しており<ref>『ハマー・ホラー伝説 英国ホラー・ファンタジーの世界』テレンス・フィッシャーインタビューより、p134、キャッスルカンパニー発行</ref>、本人の記憶違いか、撮影自体に参加していなかったかのどちらかと思われる。
日本版のフィルムは全9巻のうち、後半の6~9巻が現存しており、東京国立美術館フィルム・センターが所有している<ref>『モンスタージン』創刊号、p12</ref>。
イギリスでは2013年のブルーレイ・DVDコンボセットに、オリジナルに日本版のカットを再編集したバージョンと、現存する日本版を収録している<ref name="ドラキュラ">
 
 
== シリーズ作品 ==
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#[[吸血鬼ドラキュラの花嫁]] (1960)
#[[凶人ドラキュラ]] (1966)
#[[帰って来たドラキュラ]] (1968)
#[[ドラキュラ血の味]] (1970)
#[[ドラキュラ復活・血のエクソシズム]] (1970)
#[[ドラキュラ'72]] (1972)
#[[新ドラキュラ/悪魔の儀式]] (1973)
#[[ドラゴンvs7人の吸血鬼]] (1974)
:本作の好評によりハマーの看板シリーズとして8本の後継作品が作られたが、その系譜はやや変則的である。2は1の続編だがドラキュラは登場せず、ヘルシングがドラキュラの使徒である吸血鬼と闘う内容。6年の空白期間を経て制作された3から6までは復活したドラキュラが主役でヘルシングは登場しない。7.8では1以来のリーとカッシングの共演が実現するが、(製作当時の)現代に蘇ったドラキュラが、ヴァン・ヘルシングの子孫と闘う異色作。9は中国を舞台にヘルシングとドラキュラが闘う更なる異色作で、リーは8を最後にドラキュラ役の引退宣言をした為、ドラキュラは[[ジョン・フォーブス・ロバートソン]]が演じている。
 
== 注釈 ==
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== 外部リンク ==