「見沼の竜伝承」の版間の差分

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[[File:見沼地図.png|thumb|130px|見沼があった区域]]
'''見沼の竜伝承'''(みぬまのりゅうでんしょう)とは、[[埼玉県]][[さいたま市]]見沼地区にみられる[[竜]]の伝承群のことである。[[見沼区]]や緑区はもちろんの事、南は[[川口市]]から北は[[岩槻区]]まで見られる竜の伝承群である。
 
==主な伝承==
主な[[伝承]]はまず見沼干拓時の伝承であろう。干拓工事中に様々な災難がふりかかり工事が中断した。干拓指揮者の井沢弥惣兵衛は病気になり寝込んでいたところ突然女性が現れ病気を治すから願いを聞き入れてくださいと言った(その願いとはもちろん竜が棲む沼の干拓の中止の事である)。ある晩に惣兵衛の寝床を訪れると炎を吐きながら惣兵衛を体をなめつくす蛇女がいたという。一部始終を見届けた男は気を失い、翌日に惣兵衛に伝えたという。
 
他の伝承は笛を吹く娘が現れては若者が姿を消すという事件が発生した。その出来事を聞きつけた武士が見沼までやってきてたしかめたところ美女を見つけ切りかかったが、突然暴風雨が起こり消えてしまったという。翌日に武士が訪れるとそこには笛だけが残っていたという。他には「釘付けの竜」、「国昌寺の開かずの門」、「山口弁天伝説」(乙姫伝説に近い)などの伝承が存在する。これらの竜を祭る神社は「見沼竜神社」などがある。見沼竜神社は[[氷川女体神社]](氷川女體神社)の中にある。見沼の竜伝承は人身御供を求めるものから人命を助ける竜まで様々な伝承が存在する。
 
==さいたま市のマスコットキャラ==