「久米島」の版間の差分

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火成岩からなる島で全体に山がちではあるが、東海上には「ハテの浜」と呼ばれる全長5km以上もの[[サンゴ洲島]] (coral sand cay) が連なっている。
 
水が豊富で、古くから沖縄県では米所として知られた。生物は[[沖縄本島]]と共通する部分が多いが、[[固有種]]も生育・生息する。例えば[[クメジマボタル|久米島蛍]]は幼虫が水生のホタルとして[[ゲンジボタル|源氏蛍]]や[[ヘイケボタル|平家蛍]]と共に例外的に分布し、現在は保護のために「久米島ホタル館」が中心となって活動をしている。他にも日本国内で唯一の淡水性の[[ヘビ]]である[[キクザトサワヘビ|喜久里沢蛇]]などが分布する。また、久米島の[[ホンハブ|ハブ波布]]は独特の斑紋の個体があり、クメジマハブ久米島波布と呼ばれることがある。
 
久米島の名を持つ生物に、以下のようなものがある。
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=== ラムサール条約登録湿地 ===
[[2008年]](平成20年)[[10月30日]]、[[絶滅危惧種]]である[[キクザトサワヘビ]]の生息地である[[宇江城岳]](久米島の最高峰で、標高は310.4m)の[[渓流]]及び[[湿地]]255[[ヘクタール|ha]]255haが、「久米島の渓流・湿地」として[[ラムサール条約]]に登録された<ref>[http://www.okinawatimes.co.jp/news/2008-10-30-E_1-001-2_002.html 久米島きょう登録/ラムサール条約/サワヘビ生息地255ヘクタール] - 沖縄タイムス(平成20年10月30日)</ref><ref>[http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=10338 ラムサール条約湿地の新規登録について(お知らせ)] - 環境省報道発表(平成20年10月30日)</ref>。また同地域は[[1998年]](平成10年)[[6月15日]]に、[[絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律|種の保存法]]に基づく「宇江城岳キクザトサワヘビ喜久里沢蛇生息地保護区」の管理区域に指定されている(全体で600ha)。
 
== 交通 ==