「二つの木」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
編集の要約なし
1行目:
[[Image:Tolkien The two trees.jpg|thumb|「二つの木の創造」</br />ユリア・ペルツァー作]]
'''二つの木'''(ふは'''二本木'''('き、''Two Trees of Valinor'')、または')''二本の木'''(にほんのき)、'''テルペリオン''' ('''Telperion''') と'''ラウレリン''' ('''Laurelin''') [[J・R・R・トールキン]]の[[中つ国 (トールキン)|中つ国]]を舞台とした小説、『[[シルマリルの物語]]』の登場する架空の植物。上古の時代に[[アマン (トールキン)|アマン]]を照らした銀の木と金の木である。これらは[[メルコール]]と[[ウンゴリアント]]に破壊されたが、それぞれに生じた花と実から'''月'''と'''太陽'''が作られた。
 
== 創造と破壊 ==
28行目:
 
[[第一紀 (トールキン)|第一紀]]ではその歴史全体において、汚れなき二つの木の光を内に宿す唯一の存在である[[シルマリル]]を所有したいという者たちの欲望に強い影響を与えている様子が描かれている。[[第二紀 (トールキン)|第二紀]]と[[第三紀 (トールキン)|第三紀]]ではテルペリオンに由来するヌーメノールとゴンドールの白の木が両王国の象徴とされ、また[[ドゥーネダイン]]とエルフとの古くからの結びつきを思い起こさせるものとして描かれている。しかし白の木と両王国の関係はより深いものかもしれない。なぜなら白の木の破壊もしくは枯死は必ず王国の存続に関わる問題と結びついており、より強い神秘的な絆の存在をうかがわせるからである。
<!--
 
<!--== External significance ==
 
Further information: [[:en:Axis mundi|:Axis mundi]]
41行目:
 
== <!--翻訳における-->参考文献 ==
 
*[[J・R・R・トールキン]]『[[シルマリルの物語|新版シルマリルの物語]]』 田中明子訳、評論社、2003年。 
 
{{DEFAULTSORTデフォルトソート:ふたつのき}}
[[Category:中つ国]]
[[Category:架空の木]]