「玉軸受」の版間の差分
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玉軸受にはいくつかの一般的設計があり、それぞれに利点と欠点がある。素材も様々で、[[ステンレス鋼]]、[[クロム鋼]]、[[セラミックス]]([[窒化ケイ素]]: Si<sub>3</sub>N<sub>4</sub>)などがある。玉をセラミックス、軌道輪を金属とするハイブリッド玉軸受もある。
:: [[自転車]]のハンドルと前輪を結ぶ操縦管を固定するヘッドセットは、ラジアル荷重とアキシャル荷重がかかるため、アンギュラ玉軸受が使われている。▼
:; 深溝玉軸受 (deep-groove radial bearing)
▲[[自転車]]のハンドルと前輪を結ぶ操縦管を固定するヘッドセットは、ラジアル荷重とアキシャル荷重がかかるため、アンギュラ玉軸受が使われている。
:; 自動調心玉軸受 (Self-aligning ball bearing)
:: 自動調心玉軸受
▲'''深溝玉軸受''' (deep-groove radial bearing) は、軌道輪内の溝の寸法がそこを転がる玉の寸法とほぼ同じになっている。深溝玉軸受は、同じ大きさの溝の浅い軸受よりも荷重許容量が大きいが、内輪と外輪のずれの許容量が小さい。軌道輪にずれが生じた状態では、深溝玉軸受よりも溝の浅い軸受けの方がより大きな荷重を支持できる。
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: スラスト玉軸受は[[スラスト軸受]]の一種でもあり、軌道輪(軌道盤)が左右から玉を挟む形の軸受である。アキシャル荷重が直接軸受に伝達され、ラジアル荷重はほとんど支持できない。ラジアル荷重がかかると軌道輪をずらす力が働くため、ほんの少しのラジアル荷重でも軸受に損傷を与える。▼
▲自動調心玉軸受 (Self-aligning ball bearing) は、外側の軌道輪の軌道が球面になっており、その曲率が軸受中心と一致している。このため、軸がある程度傾いても回転を維持できるという特徴がある。
▲スラスト玉軸受は[[スラスト軸受]]の一種でもあり、軌道輪(軌道盤)が左右から玉を挟む形の軸受である。アキシャル荷重が直接軸受に伝達され、ラジアル荷重はほとんど支持できない。ラジアル荷重がかかると軌道輪をずらす力が働くため、ほんの少しのラジアル荷重でも軸受に損傷を与える。
== 運用条件 ==
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* [[ミニ四駆]]
* [[ヨーヨー]]
== 脚注・出典 ==▼
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== 関連項目 ==
*[[流体軸受]]
*[[スラスト軸受]]
▲== 脚注・出典 ==
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== 外部リンク ==
* [http://www.madehow.com/Volume-1/Ball-Bearing.html How ball bearings are manufactured]
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[[Category:軸受]]
[[Category:トライボロジー]]
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