「阪東壽三郎 (3代目)」の版間の差分

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関西の役者にしては珍しくあっさりとした芸風で、自身が二代目左團次に師事したこともあり、その影響を受け継ぎ「西の左團次」と呼ばれることもあった。新歌舞伎を得意とし、『[[大石最後の一日]]』の[[大石内蔵助|大石内蔵之助]]や『[[番町皿屋敷]]』の青山播磨、『[[鳥辺山心中]]』の菊地半九郎など左團次物に本領を発揮した。逆に[[丸本物]]になると冴えなかったが、それでも晩年には芸が伸びて得意とするようになり、『[[心中宵庚申]]』の半兵衛や『[[桂川連理柵]]』(桂川)の長右衛門、『[[伊賀越道中双六]]・[[沼津]]』の重兵衛、『[[御所櫻堀川夜討]]』(弁慶上使)の弁慶、『[[仮名手本忠臣蔵]]』の由良助などが当り役となった。それだけに関西歌舞伎の復興を目前にしての死は、歌舞伎界にとっても大きな痛手で、これが関西歌舞伎の長期低迷の一因ともなった。
 
== 外部リンク ==
 
* [http://www.kabuki.ne.jp/meikandb/omoide/actor/416 歌舞伎俳優名鑑 想い出の名優篇 / 阪東 寿三郎 (三代目)] - 歌舞伎 on the web
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{{日本芸術院賞}}
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