「太陽光」の版間の差分

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[[画像:SunLightSpectrum-280-2500nm-J.PNG|thumb|right|200px|地球軌道上での太陽光(AM0)、および温帯の地上での平均的太陽光スペクトルの概形(AM1.5G)]]
 
太陽光として[[太陽]]から放出された[[光]]は、[[地球]]軌道付近で約1.37kW/m<sup>2</sup>([[太陽定数]])の[[エネルギー]]を持つ。これが地球軌道上の[[人工衛星]]が受光できるエネルギーとなる。[[光子]]の数にして1平方メートル・秒あたり6×10<sup>21</subsup>個(十[[垓]]個)以上になる。
 
エックス線は殆どが大気で遮断される。また有害な紫外線も[[成層圏]]の[[オゾン層]]で90%以上がカットされる。可視光線、赤外光も、[[大気圏]]中での[[反射]]・[[散乱]]・[[吸光|吸収]]などによって平均4割強が減衰し、地上に到達する([http://www.data.kishou.go.jp/climate/cpdinfo/climate_change/2005/a3.1.html 気象庁による解説])。大気を通過する距離が変わるため、地上の各地点で受光できるエネルギー密度は緯度や季節、時刻に従って変化する。日本付近では最大約1kW/m<sup>2</sup>のエネルギーとなる。